FRBは自信過剰だと言われている、理由は分からないがポロクソに言うなら「目先が狂っている」のだろう。
詐欺師紛いの事まで言っているのだから、夢を見ている投資家はいい夢を見させてもらっていたら良いだろう。
これから発表をされる「雇用統計」の予想は
見た目の変化は少ないはずだ、必要なのは時間給と労働参加率なんだから。
そして、直接的に経済が見えるのは「セクター別求人率」です。
前にUPしたアメリカの実質賃金の所で、インフレの影響が出るのは「小売り部門」だろうと察しているが。
https://okoze2019.hatenablog.com/?page=1659335678
単純に失業率を見ていたのではアメリカ経済の中身が見えない(時間差で見えてはくるが)
大きく分けて「製造業」と「非製造業」の求人率の差+非製造業のどの部門の求人率が減っているかだろう。
アメリカ経済は規模がデカク世界一なのだから、経済が不調となり指標に現れて来た時には経済は大きく舵を切った後なんだ。
それらを、元に戻すには更に時間や難しい問題に対処する必要があるFRBは先回りして対処しなければならないのだが、今や自信過剰状態となり聞く耳を持っていない。
既に手遅れとなっているとも思うのだが、「FRB+楽観株式投資家」は相場が元鞘に戻る夢を見続けているのだろう。
管理人がトヤカク言っても効果もないので、世紀の空売りの「マイケル・バリー氏」は
「世紀の空売り」バーリ氏が警告、FRBは政策方針を転換の可能性も - Bloomberg
ブルウィップ効果についてはUPしてある、これが実際にロイターのニュースとなってUPされた。
これらを直に見るには小売り企業の株価がよいだろう。
ウォルマートの株価は
アメリカTPO10の小売り企業は
アマゾン(Amazon.com)
クローガー(Kroger)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(Walgreens Boots Alliance)
コストコ・ホールセール(Costco Wholesale)
ターゲット(Target)
ホーム・デポ(Home Depot)
アップル(Apple)
アルバートソンズ(Albertsons)
株価は不調とまで断定できないが、見続けて行く必要はある。
アメリカ労働統計局のサイトでは様々なデータがある、だれかチャートにしてくれたらと思うのだが。
この中に求人情報がある、一部UPすると
6月最終営業日の求人数・求人倍率は1,070万人に減少 (-605,000) と 6.6% です。求人数が最も減少したのは小売業 (-343,000)、卸売業 (-82,000)、州および地方政府の教育 (-62,000)。 (表 1 を参照してください。)
表1のアドレスは
卸売業と小売業の部分をUPすると
6月になり急速に減少しているのが見えて来る、インフレの影響が現われたという事で納得しているのだが。
FRBは一時的だと言い続けて来た、それがアメリカ一般国民が貯蓄を切り崩したり、カードで買い物したりとしてきたのだが、インフレは収まらないので生活を切り詰めるしか方法が無いという事なんだろう。
求人が減ったという事は売り上げも減って人手が要らなくなるという結論に至る。
FRBは大失態ということなんだ!
日本に居ては見えてこない部分である、経済指標に現れて来た時には既に遅いという事がよくよく分かるはずです。