米国JOLT求人労働異動調査

説明

米国の商業、工業、オフィスの求人情報を毎月掲載します。

調査サンプルには、全50州とコロンビア特別区の約16,000社の米国企業が含まれており、小売業、産業界、建設業、鉱業業、運輸業、IT業、金融業、教育業、医薬品業など、アメリカ経済の大部分が代表されます。

 

このデータは

国家レベル(アメリカ国内)での労働力の不足または過剰供給を表します。

労働市場を分析し、景気循環を位置付ける事ができる重要な指標です。

 

@2月の米国の求人数は990万人に減少、下に記載のチャートの「青〇」の所が4日発表のデータです。

急落している所は来月の予想ですので注意ですね。

求人の内訳は

求人数が最も減少したのは専門職とビジネスサービス (-278,000); 医療と社会扶助 (-150,000); と輸送、倉庫、ユーティリティ (-145,000)。
建設業の求人数が増加(+129,000)
芸術、娯楽、レクリエーション (+38,000)

 


データは4月まで平穏でしたが、5月は悪化予想となっています。

 

5月の悪化を株式市場は織り込んでません

週末の雇用統計を見てからという事かも、

4月4日のデータは2月の集計を発表したものです、3月の雇用統計からみて違和感はありますが、掘り下げるにしてもデータ変異が始まった位しか分かりません。

 

仮に、来月のデータが急減速になれば市場は震撼するよね。

 

******米国労働統計局の日本語訳は

https://www-bls-gov.translate.goog/news.release/jolts.nr0.htm?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp