市場では、いろいろな憶測が語られている。
@2023年にはFRBは利下げを行うようになる、市場はそれらを織り込む(半年から12ケ月前に市場は行動する)
根拠は、期待インフレ率が低下し始めた。
******しかし、NYの不動産価格は爆上げしている
NY J1不動産では
年率30%の家賃暴騰など、過去には無い事例です。
5000ドルの家賃(675.000円)なんて、ワォだよね。
新築で1ルームが数億円で支払いがキヤッシュとは、FRBが仕掛けでもしない限り有りえないです。
40年に渡るアメリカの金融緩和で市場には資金が唸っている所へコロナ金融緩和をしたのだ。
裕福なアメリカ人は増加して数億円をキャッシュで支払える、購入を迷っていたのでは物件が逃げてしまうことになる。
しかし、大都市以外では住宅市場は急低下しているのも事実です
これらを如何に捉えたらよいのだろうか、迷うところです。
アメリカの期待インフレ率の低下はアメリカ経済がスタグフレーションとなっている証拠という意見も有ります。
根拠はアメリカBEA(商務省経済分析局)が発表したGDP統計からです
U.S. Bureau of Economic Analysis (BEA)
******アメリカ経済はまだら模様
NY以外の大都市の家賃については既にUPしている、2ベットルームで800万円/年の家賃は1500万円の年収が必要となる。
裕福な暮らしでは無い、日本では1/10の収入で暮らしている方も多い。
その差を考えても仕方ない、日本政府がアホ過ぎたという結論に辿りつく。
******まだら模様のアメリカ経済が何故に問題なのか
FRBの金融政策のターゲットが定まらないという事になります、インフレなのか
雇用をターゲットにするのか。
パウエル議長は雇用を維持しつつ、インフレの鎮静化は可能だと「大見えを切ってます」、大分自信がお有りのようです。
可能ならアメリカ市場は再度活況となりますね、株は上昇し債券も上昇するという摩訶不思議な事がもう一度実現します(バブルの再来)
FRBが経済を読み間違えて金融政策の失敗をしたら、市場(株・債券)は崩壊を始めます。
******大分前にUPしている
「サイコロの目理論」をもう一度、半目が続くとソロソロ丁目が出ると考えるのが普通の人間です。
根拠は、均等に丁半の目が出ると思い込んでいるからなのです。
世の中で完全に均等なる事は皆無で必ず何方かに偏るのです、半目が出やすいという結論が正しい。
という事は半目の可能性に賭けるという事が勝つということに繋がるのです。
FRBが金融政策を取り違えて「バブル」を作ってしまった、という事は、これからも金融政策を間違いやすいという結論に繋がります。
結論は、アメリカ経済はまだら模様なのは正しい経済状態でBEAの判断通りということです。
大都市圏ではインフレが続き、その他の地域では既に経済は減速し始めた。
FRBは一律な金融政策しか出来ないのだから「オーバーキル」という結果となるだろう。
FRBとしてもオーバーキルで犠牲を伴ってもインフレの鎮静化を進めるという事で、経済が減速したら再度金融緩和を実施する。
これが、今現在のシナリオのようなんだ。
そんなに簡単に経済をコントロールできるのであれば、コロナバプルの後始末にテンヤワンヤする必要など無いというのが管理人が思っている事です。
目論み通りとなるか、市場は固唾をのんで見守っていくのだろう。