アメリカのバブル崩壊が顕著になるタイミング

エミン氏の指摘のようにあらゆるストックがバブル化したのだから、次はバブルが弾けて行く順番だろう。

 

そして、次のアメリカ経済は「デフレ」なんだ。

理由は簡単で、日本のバブルが弾けた後は「失われた30年」と言われている「デフレ」という事です。

 

******注意が必要なのは

このシナリオはFRB財務省・政府は「全く意図していない」さらにアメリカ株式市場も同様です。

 

もう少し日本のバブルを語ろう

日本のバブルは1986年〜1991年までの51ケ月が経済指標(CI)上では認定されてます。

この期間のドル円の動きは

175円手前〜130円あたりまで円高となりました。

バブル国は自国通貨高になるのです、この意味でもドル高は納得のドル高でした。

 

ドル円は「プラザ合意」で円安是正を求められ、一切反論を切り出せない状態で円安の放棄を命ぜられたのです。

プラザ合意」ではなく「プラザ命令」でした、日本は先進国から圧迫面接を受けての命令だったと、語られてます。

実際のプラザホテルの一室内の模様を伝えているサイトは今はありません、何処かで引き継がれているかもね。

 

為替市場では「円」は爆買いされて日銀は対抗手段で金融緩和をして「円」を増刷したのです。

その大量のお金はバブルを引き起こして、日銀は「不味い!」と金融政策の転換「総量規制」で金融崩壊となり「デフレ」となりました。

デフレは企業経営にとっては重大事ですが、貧民の生活にとっては朗報です物価が下落し続けるのですから。

収入は増えなくても通過の価値が上昇して行きます、借金は通過の価値が上昇しますので大変ですね。

 

******プラザ合意ブラックマンデー

1987(昭和62)年10月19日、ニューヨーク市場で株価が急落。翌日の東京市場も売りが殺到し、世界中の株式市場が暴落に見舞われました。

 

米国は財政赤字貿易赤字の「双子の赤字」を抱えており、ドル安に伴うインフレ懸念が浮上したことが原因とされます。

 

プラザ合意からドルは下落します、膨大な貿易赤字解消で輸入物価下落に続く過剰消費で急激なインフレ懸念となりブラックマンデーが起こったのです。

1日で508ドル(22.6%)下落したのですから、下値で買いが入ると同時に不安は解消されたのです。

 

当時、を振り返ると金融工学などは赤子の時代で日本株投資などは幼稚以前の状態です

日本のバブル崩壊アメリカのMS証券主導で進んだのです。

 

******いろいろUpしましたが

アメリカのバブル崩壊から、次のシナリオに移行するのに「デフレ」経済もシナリオとしてあるという事を頭に置く必要があります。

それを見抜くには為替がベストでしょう。

 

ドル円のピークは151.94円でピークをつけました(ここがアメリカのバブル天井)

ここからアメリカのバブルは様々に弾けて長いトンネルに入るのだろうと予測できる。

 

そんな先の事は相場の神以外は知らぬ事で、「世界のお金」がアメリカに流入すればドル高となり

アメリカが不景気となるなら、世界の貿易量が減るなら、デフレで物価が下がるなら

全てドルは必要量が減りドル安となります。

 

当然、円はドルからの交換通貨として世界三番目ですので円高方向でしょう。

 

******FRBは今現在は金融緩和

アメリカの地方銀行救済で膨大な資金を供給してます、ドルが希釈されてドル安方向でインフレ再燃も危惧されています。

アメリカの金融政策は「右往左往」ですよねぇ、過去例が役に立たない金融環境ですから

本来は「金融政策変更」➤「金融政策の効果を見る」

これが出来ないほどの急激なインフレとなった←FRBミスジャッジなのだがねぇ

 

たかだか六ケ月チョイの金融政策変更の遅れと見られていたが、FRBの後手後手は致命的だったようだ。

 

このような金融政策までもが右往左往しているダイミングでは「投資」も五里霧中です

シナリオも増えますし、崩壊するシナリオも出ます。

生き残るシナリオがどれなのか、全く分かりません。

 

という事で、「アメリカ経済デフレ」のシナリオを加えました。

結果は秋以降だろう。。。