米国ハイイールドマスターⅡ実効利回り
上記チャートの長期平均利回り=8.5%です、これがコロナバブルでは3%台へと下落したのです。
有りえない利回りです、ジャンク債の利回りではないですよね。
何故にジャンク債が此処まで買われたのか、という事なんですがFRBが「なんでも買う」と言った事が要因です。
破綻懸念が無い→ジャンク債も破綻しない→利回りが良いが買えなかったのが買える
もはや、金融政策でも何でもない中央銀行のやる事では無い。
******MBSの所でUPしてある
アメリカで組成された債券は「不良債権ではない詐欺債券」なんだとね。
FRBはその当時から、すでにインフレの芽を育てていたんだ。
世界一の経済規模の巨大国家のアメリカがインフレという方向に舵を切ったのだから
簡単にインフレを止められると考えている投資家が反省(インフレは止まらないのでは)した時がインフレから反転した徴候だろう。
指数的には期待インフレ率が再度上昇する、、、とかね。
デフレの研究の第一人者であろう(世間の評価)、インフレを理解してないとデフレもわからないのは推察できる。
バーナンキ元FRB議長は三回目のQE後にQTを始めたが時代が其れを却下したのだ
多分、其処からがインフレへと突き進む「神の御裁き」だったのだろう。
市場に居る「神の手」はグルグルと掻き回すのだが、実際は経済事象を推進させるようにも掻き回す、追い風のような事です。
出来上がった結果がバブルです、推進力を失った市場はハブル崩壊した。
FRBがまともな金融政策を行っていたなら、結果は異なっていただろう。
今、FRBは表向き「フルコンフィデンス」の顔を見せているが裏の顔は「天を仰いで願っている」のだろう。
加速の付いた(手だての遅れた)インフレは簡単に止まると考えるのは「欲」が原因だと考える事だ。
確かに、今は過去から比べると「安く見える」それだけの事、過去が間違っていたのだから、今修正されていると考えれば修正途中なんだから、まだ高いと反論する。
相場は二番底が必ずある、コロナショックの暴落はFRBが市場の自律性を無視したことから二番底の形成が無かった。
そもそも、その行為自体が間違っていたのだ。
FRBは大チョンボの連続技を見せている、歴史はそれらを紐解いてくれるだろう。
相場に直面している貧民投資家は少ない資金を失えば大きなチャンスに資金不足となるそれだけは避けなくてはなりません、自身にも言い聞かせている所です。