古い話です

1989年 平成一年は年末に日経平均株価が最高値を記録したとしです。

当時の日銀は澄田智総裁です、平成1年12月16日に退官しています。

日本経済絶頂期の退官です、さぞ美味い酒だったでしょう(飲んべえか知りませんが)

 

変わった総裁は三重野康氏です、平成1年12月17日から平成6年12月16日

退官の平成6年(1994年年末の株価は)大幅下落の途中

日本の企業は債務超過に悩まされ、せっせと粉飾決算に邁進していた時代です。

今の決算では土地・株・債券などは時価評価で計算するのですが、当時はまだ簿価決算もギリ可能でしたから暴落した不動産を簿価で評価して債務超過を免れていたということです

 

負債は子会社を作り其処へ「飛ばし」て簿外債務(オフバランス)として粉飾決算をしていたのです。

子会社へ飛ばした債務は本社が債務保証(一筆書いた)していたのが普通の事でした。

つまり連結決算もして無かったのです。

その債務が膨れ上がり、二進も三進もいかなくなって山一證券が破綻したのが2009年3月でした。

 

******この古い話には落ちが有りません

落ちになるかもしれないですが、其れは日銀が引き受けた日本国債は簿価で評価されているということです。

簿価で評価しているかぎり日銀は「債務超過」にはなりませんが。。。

 

日本の長期国債の理論価格は

PICTET投資顧問様は著作権主張していないようですのでUPしました。

全文は

日銀が抱え込むリスク

 

日銀はその他にETFで株を購入している、損益分岐点TOPIXで1400ほどです。

大幅に評価益ですね。

 

黒田総裁は任期中は債務超過にならないように画策するのは普通でしょう、たぶん逃げ切れると思います。

その後のインフレでどうなるか分かりませんが、黒田総裁のコメントしている2%の物価上昇率では債務超過ギリギリのようです。

日銀は簿価で評価しているので、債務超過に陥ることは帳簿上は有りません。

売却しない限り簿価のままの価格ですし、年限到来した国債の償還も簿価ですから。

 

******何度も債務超過にならないと書いたが

世界は簿価で評価している先進国は日本以外には無かったと記憶しています。

(間違ったらゴメンナサイ)

言いたいのは、世界の目と日銀の目の差です、結果日本円は日銀の信頼が落ちる事によって

円安≒ハイパーインフレ の芽が出て来る可能性がある。

 

「芽」が出て来るだけでも中央銀行としては失格です、当たり前ですよね市中銀行でさえ債務超過など絶対に有りえないのですから中央銀行が簿価で評価しているので債務超過は無いといくら言っても世界ではガラパゴス中央銀行として見られるだけです。

 

インフレは色々な要素が含まれます、30年以上の長きに渡った金利低下は終焉を迎えようとしています。

この世に「永遠」・「未来永劫」などは有りません、必ず循環しているのです。

金利も上下しますし、株価も上下します。

 

金利を評価すると「マイナス金利」を導入した時点で循環の底辺を作り出し、次は金利上昇の番ということでしょう。

 

株価も最高値の38957円に近づいた2021/9/14で付けた30795円でWTOPとなったのでしょう。

円ベースだと少し安いのですが、ドルベースだと最高値更新となります。

WTOPを付けたとしたら(超長期での)次は大きく下落をして最安値7054円までの半値押しから1/3押し、フェポナッチの0.382までの下落に進むという事もあります。

 

あくまでも仮説です、仮説が堅実になるには事実が必要ですから「不況」「天災」「戦争」などが重なり合う必要があります。

 

大きく、下落するには幾つかの不幸が重なり、最後に大きな不慮の災難が必要です。

相場は単独の事故などはすぐに織り込みます、急落してV字回復するのです。

相場が大きく下落しないのはこの為です。

 

******世界的に大きな間違いを幾つかやってしまった

ロ・ウの戦闘も、中国の不動産セクターも、誰かがミスったコロナウイルス拡散も、

FRBがミスった金融緩和も、日銀が間違いを続けている金融緩和も、最大の汚点はFRBはインフレは一時的だと言い続けて最後にインフレはピークを過ぎたとコメントしたことでしょう。

 

「二度ある事は三度ある」、一度目がインフレは一時的だと言い続けた。

二度目はインフレはピークを過ぎた、これによってアメリカ国債を買う流れが生まれる

FRBミスジャッジ)

三度目はアメリカ国債は買われ始めてアメリカの金利は低下するのだ、これにより株も買われる。

しかし、ここからが本当のインフレが始まる長期で緩やかに進むのだ。

投資家がきずいたときには手遅れで、世界のお金はやっと縮むのです。

 

相場は投資家の疑心暗鬼で大きく上下を繰り返すのでしょう、その度に投資家は資金を失います。

日本の金利低下も30年以上続きました、金利上昇も数年で終わるとは思えない10年続いても相場的には普通の事です。

まぁ、大底まで3年悲惨な状態が続き、底打ち3回のトリプルボトムを付けて相場回復まで10年の日柄が必要だと見ても不思議でも何でもない。

 

つまり世界の投資資金が痛めつけられたなら、日本のバブル清算に必要だった日柄の1/3~1/2の日柄が費やされても普通の事なんでしょう。

各国中央銀行は過去に起こした大規模金融緩和の後遺症でビビリとなり金融緩和を出来なくなるという事に繋がります。

 

シナリオの一つです、未来のことなど分かりません。

「楽屋落ち」でも物語でも、面白かったら今はそれだけで十分です。