イギリスとEU(イタリアなど)が大変な事になっていた。
******その前にFOMCの議事録です
アメリカ市場の判断は取りあえずは16日の相場の通りであるが、SQを控えているので17~18日の相場を見なければ判断できません。
******化石燃料が爆上げ状態です
電気代+暖房費+ガソリンなど生活に重大な影響を与える費用が爆上げ状態です、生活を守るためには食費を切り詰めるところまで到達してしまったようだ。
オカトークに出ていたロンドン在住の松崎美子氏の情報です。
YUTUBEで検索すると幾つか出てきますが、どれも長いので全部は見切れてません
最新版はここ
ブログ全体は此処で
******EU諸国は
デフレ(ドイツのマイナス金利から)からインフレに急変した後に化石燃料の爆上げです
それでもドイツの10年債の利回りは0.276%です。
イタリア10年債の利回りは1.897%となっている。
ドイツの中央銀行(ブンデスバンク)は第二次大戦後のハイパーインフレの経緯から世界一のインフレファターなのは間違いないところです。
しかし、ドイツと比べると他のEU諸国のインフレは手が付けられなくなりそうなのは実感ですね。
これが直に作用するのは住宅ローンへの影響です、今までほぼゼロ近くに有ったローン金利がいきなり10倍以上となれば、ローン破綻します。
ここまでの生活環境の激変は第一次石油ショックを思い出しますが(バレル/2ドルから12ドルへの爆上げです)割合的には凄いですが、たかだか10ドル程度でした。
第2次石油ショックはバレル/12ドルから40ドルです。
第1次石油ショックは昭和48年10月~49年8月
切っ掛けは昭和48年10月の第4次中東戦争ですOPECの原油供給制限と輸出価格引き上げです。
今回の石油代金の爆上げはグリーンエネルギー政策の混乱で間違いないでしょう。
先進国がこぞって地球を病気にしてしまった「ツケ」でしょう。
******取りあえずは北半球が温かくなるまでは
生活は元には戻りません、インフレは少なくとも春まで(EUの春は遅い)は確実に続きます。
それ以後の原油価格の推移は「少し前に岡崎氏の推察の原油価格は日本の景気動向」これに左右されるということでしょうね。
******松崎氏の動画の中に有ったポンドは掛け算通貨というのは
例)
1ポンド * 1.68(GBP/USD) * 100(USD/JPY) = 168 となるため 掛け算通貨となります
割り算通貨というのもあります
・基軸通貨が左右に一つずつある場合は、掛け算
・基軸通貨が左に偏っている場合は、求めたい通貨を分母として割り算
・基軸通貨が右に偏っている場合は、求めたい通貨を分子として割り算
これはクロス通貨でして米ドル以外の外国通貨と円の組み合わせなどの通貨ペアを言いすます
円(その国の通貨)から直にチェンジ出来ない通貨のペアを指します。
ストレート通貨というのもあり
円から直にチェンジ出来る通貨を指します、ドル円・元円・ユーロ円ですね。
これは掛け算も割り算もいりません。
FX取引をして無ければ覚えなくても、大した違いはありません。
******脱線してますが
世界経済は激変しそうな雰囲気を感じられたでしょうか、新たな世界標準が出来るまで混乱は続きます。
日本には激変緩和の法律が有ります、石油も該当しますが微々たる緩和でしかありません。
間違いなく日本人は節約に走ります、どんなに偉い人がコメントしても節約しますね。
結果、経済は減速するでしょう。
株価は日本政府の力が決めますが。。。。
結論は
日本が経済減速し始めたら原油価格は下落します、その意味でも日本の財政投資は待ってくれと先進国首脳は考えるでしょう。