NATOは弱体化していた

プーチンウクライナ侵攻を許したのはNATOの結束不足でしょう、NATO筆頭のアメリカとロシアのお隣にいる欧州勢との間に違和感は有った。

それがこの動画で分かります

youtu.be

このブログではドイツのエネルギー政策についてUPしています「天然ガス依存」ですし、EUの盟主であるドイツが中国経済に頼りすぎだということも、書き連ねてきました。

ドイツ車の輸出先は中国と北朝鮮(中国の横流し)で、ドイツ経済の拠り所だとね。

 

******ソ連崩壊に遡り

ロシアとなってから化石燃料の暴騰でロシア経済はすべての借財を返して有り余るようになった。

アメリカが仕組んだソ連崩壊への道筋をEUとなった国々がロシアの化石燃料と引き換えに安全保障を疎かにしていたのは間違いないし、ドイツの対中国経済特区化のような経済政策は危険なんだと。

 

それがプーチンを増長させたのは間違いない、EU諸国の振り上げた拳の落とし先が無いと書いたのも、発電用天然ガスの代替品が無いのも既に分かっていることなんだ。

 

ロシアからの天然ガスアメリカやノルウェー産で代替させるのは無理です、よくて30%ほどでしょうか、休止している石炭火力発電所の再稼働を急ぐ必要はあります。

当然、欧州の気候は過去数年の大雨などは止まりません、欧州は雨が少なく寒い所で乾燥している大地です。

そこへ、大雨となっているので排水設備などは中国と同様に貧弱なのですから洪水となるのは当たり前のこと、インフラ整備が整っているのはオランダ位なもの。

 

そもそもEUを発足させてユーロを作ったのも経済圏を拡大させてドイツマルク(世界一強い貨幣)を後ろ盾に低金利でEUを豊かにしようという作戦で有った。

その過程で安全保障とエネルギー問題を疎かにしてしまったツケがプーチンという結論で大筋当たっているでしょう。

 

さらにウクライナが欧州の食糧庫だということはUPしている、ロシアを欧州の経済圏から切り離して、はたして欧州が生き残れるのか疑問の答えは誰からも無い。

 

そもそもこの経済圏についてメディアは取り上げていない、だれも答えをまだ持っていないからなんだ。

 

アメリカはプーチン無くとも経済にはなんら問題は無い、アメリカの戦略は世界一で何処ともすり寄らないで解決できる戦略的物資の宝庫なんですから。

 

ドルの基軸通貨の恩恵であり基軸通貨を維持する為の戦略でもあります。