韓国の文大統領は最低賃金を引き上げて「日本より豊かになった」と大盤振る舞いで韓国経済が疲弊している。
最低賃金を引き上げると支払い不能になる経営者が出現する、社会的に弱い企業などは倒産ということになる。
経済の実情に合った賃金構成が必要なのは、誰にでも分かることだ。
無理無理に最低賃金を引き上げて、残った企業が経済再生を果たせばよいという強者の理論はあるのだが。
実際には職を失った国民の救済で国家は疲弊して行く。
韓国は大失業時代となっているのが実情なのだ、強者の理論を大きく変えるノーベル経済学賞が出現した
******2021年のノーベル経済学賞は
米カリフォルニア大バークレー校のデービッド・カード教授(65)、米マサチューセッツ工科大のヨシュア・アングリスト教授(61)、米スタンフォード大のグイド・インベンス教授(58)に授与すると発表した。
報道によると
政策をはじめ変化の前後などを比較する「自然実験」により、ある政策とその効果の因果関係を調べる研究の発展に貢献したとされた。アカデミーは声明で「3氏の研究は、自然実験が知識の源泉となることを示し、因果関係に関する分析の質を高めた」と授賞理由を説明した。
******もう少しくわしく
カード氏の研究は、30年近く前に行った最低賃金に関する研究が評価された。 経済学の教科書で言われている説とは異なり、最低賃金を引き上げても、低賃金の雇用が減ることはなかったことを突き止め、論文は大きな影響を与えた。
現在の韓国では労働者の最低賃金を引き上げたが、実際には低賃金で経営者の家族が労働をするという労働者の入れ替わりが発生しているのだ。
職を失った労働者は再雇用が難しく、更に安い労賃での自営業者となる悪循環が発生している。
韓国の経済指標では自営業者となった労働者は失業率としてカウントしないので失業率は減り、労働環境は改善したと大見えをき切った文大統領です。
******実際は
韓国経済は大不況となっている、ソウルの明洞などの散策道がをUPしてあるが、その後も全く改善するどころか、更に酷い状態で韓国経済は雲の中ということだ。
(霧より酷い雲だね、一寸先も見えない)
最近の明洞の夜
経済は「ああすればこうなる」といった思ったような絵ずらにはならない、日本が日銀の大失態で「失われた30年」を経過している、その間に世界からGDP成長率で置いてけ堀を喰らっているのは現在進行形である。
黒田日銀は大規模金融緩和を10年の間続けたが、まったく経済は反応していない。
報道から「壊れたテープレコーダー」と揶揄されても、持論を変えていない。
世間ではテープレコーダーからICレコーダーへと変わっているのだが、古い持論を変えない事を合わせて揶揄されているのだ。
******日本復活の
シナリオを描けない「日銀」と「日本政府」は何をどうすればよいのかを国民に示すことが出来ないのが最大の欠点ということになる。
報道はこれも含めて黒田日銀の政策変更を促しているのだが、目先も見えない日銀は
行きつく所まで、行ってしまうのでは無いかと不安を持っている。
次の世界経済ショックに供給できる資金が日銀のバランスシートから捻出できないほど
現在が膨らんでしまっているということなんだ。
次の経済ショックが何時来るかは分からないが、確実に来るのは間違いない。
経済は循環するのだから。
過去は「財政規律」を大事にしてきた、その鎖を千切ってしまった黒田日銀は汚点となるかもしれないのだ。
貧民投資家は手を差し伸べてくれる人も物も金も無い、自分で身を守る以外には無い
気を付けろ、何も起こらなかったら「幸せ」と思え。
ショックが起きたら「ヤッパリ」なと思うようになるのが、貧民投資家だろう。