中国不動産ディベロッパーは香港へ上場をした

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香港ハンセン指数の5年チャートです

香港市場で取引停止中の銘柄は

3333:HK 恒大集団

6666:HK 恒大集団プロパティ・サービシス

1777:HK 花様年控股集団

 

******香港市場へ上場すると

香港ドルで資金が入ります、当時香港ドルアメリカドルは無条件で交換できました

1対0.13の固定レートです。

 

花様年控股集団は恒大集団の1/10の規模です、しかしドル建て債務は表向き47億ドルあります。

恒大集団のドル建て債務が276億ドルほどですから、大きすぎるのが分かります。

何故にこんなに沢山必要だったのか、考えれば分かり易いです。

さらに、債務返済に借金をして債務返済をしていたのですから、最終的に14.5%の金利で借金をしていた。

破産するのは確実だよね。

花様年控股集団は江沢民派です、経営者は過去中国の副主席(胡錦涛時代)だった

曽慶紅の姪です。

まず、救済されません。

目先の高金利で借り換え返済をしていたのは分かり切っていた事ですが、誰かが最後に捉まり不良債権化するのです。

 

中国国内で不動産開発するのですから上海市場がベストでしょう、わざわざ香港市場に上場する理由は○○以外にはありません。

企業業績が悪化しても上場を維持する必要があります、結果「粉飾」「簿外債務」「飛ばし」などの何時もの手口で財務を誤魔化すようになります。

 

長く株式市場で取引をしていると、幾つもの実例にお目にかかります。

恒大集団も当たり前に粉飾+簿外債務があると思っていました、ただしどの位の額になるのかが不明だった。

 

ロイター 2021/10/06

jp.reuters.com

誰しもが疑っている事だったのだが、調査するには権力が必要になる。

中国中央政府の協力が必要なんだ、中央に深く入り込んでいるJPモルガンならベストマッチだね。

習近平政権と対立している上海閥が絡んでいる事なんだから、何処かでリークされるはずだと多くの投資家は待っていた。

 

これによると簿外債務は1社当たり(数十億ドル規模)で数社に上るという結果です。

 

******ロイターの記事はおとなし過ぎる

まったく、業務実績の無い会社が参加に幾つもあるのだ。

此処へ、毎月資金が振り込まれる。

○○献金やら妾へのお手当などである。

ザルにお金を投げ入れているようなもので、カッコよく使途不明金などと称しているが

実情はこれですね。

利益が出ている内は、決算してもまったく問題ない。

利益が出なくなると、負債となるので簿外債務や飛ばしをするようになる。

 

始まりは、チョロチョロだったのが過大になってくるのだ。

最後は途轍もない金額でバレル。

 

現在は共産党の金庫番が恒大集団に常駐していると報道があった、金の流れを追っかけてるのだろう。

 

これらを防ぐには非上場にすればOKなんだ、もう既に非上場化の動きは出ている不動産ディベロッパーがある。

不動産ディペロッパーの株価はほとんどボロ株になったしね、非上場にするには良い機会でしょう。

非上場化しても生き残れるのかは分からない。

 

******簿外債務は

ドル建てなのです、国外の投資会社が引き受けたのは間違いないのです。

これらの投資会社は、確実にハマりました。

その内に、債券市場が震撼する出来事がニュースになる第二のアルケゴスだよね。

 

******簿外債務が表に出て来たので

次は、誰かが逮捕されるんだ(自殺かも)

2018年7月に海航集団の会長で転落死した

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******海航集団の整理が終わったのは

つい最近です

www.cnn.co.jp

2年かかった処理です、恒大集団もそのくらいの時間がかかるのだろう。