中国恒大集団は

香港市場で取引停止となってます。

ロイターによると

香港取引所は4日、経営危機に陥っている中国不動産大手の中国恒大の株式取引を停止すると発表した。同社が再び、期限までに社債利払いを実行できなかったことを受けた措置。

中国恒大の不動産管理部門、恒大物業集団も株式取引が停止された。香港取引所は両社に対する措置の理由を明らかにしていない。

恒大集団のドル建て社債は9月23日分、29日分ともに利払いは実行されてない。

 

恒大集団新能源汽車集団は取引出来てます。

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恒大集団はジャンボ・フォーチュン・エンタープライゼズという会社が発行したドル建て債、2億6000万ドル(約290億円)相当の保証をしている。

この社債の償還期限が3日。当日は日曜日のため、実際には本日4日となる。

 

ジャンボ・フォーチュン・エンタープライゼズという会社が発行したドル建て債には

支払いに対しての猶予期間が設けられていないとある。

支払い不能となればデフォルト宣言される恐れもある、そうなった場合ドル建て債はクロスデフォルトとなる可能性は否定できない。

 

債務者が1つの債務に対して返済を履行できず、デフォルトとなった場合、その債務者が負う他の全ての債務に関してデフォルトになったとみなされ、債権者が債務者に返還を要求できるという条項のこと。