エトセトラ

 中国の金融規制当局は、深刻な資金難が続く不動産開発会社、中国恒大集団に幅広い指示を発した。建設中の物件完成と個人投資家への債務返済に集中的に取り組むとともに、ドル建て社債で目先のデフォルト(債務不履行)回避に全力を尽くすよう求めた。当局が支払いに関する資金支援を提案したのか、オフショア債権者に最終的に損失を負わせるべきだと考えているかどうかは不明。恒大のドル建て債を保有する2者は、香港時間23日午後5時の時点で同日が期日のクーポン支払いをまだ受けていないと明らかにしている。

 

******株式市場は過ぎ去ったリスクになってるが

実際には誰も救済されてない、何時もの事だが「中国共産党」が親身になって人民を救済したことなど過去ありません。

 

恒大産業だけではない、他の不動産ディペロッパーも日々支払期日が到来します。

中共から見ると「勝手に借金をしてケツを持って来ても対応できない」のが本音

 

これから、更に不動産ディベロッパーは窮地にたたされます。

株式市場は一度経験したリスクに反応が薄いのです、これが大問題で知らぬうちにリスクが増大していると大慌てするのが過去例です。

 

******コンサルティング会社ATカーニー

926年に米国シカゴで創立された世界有数の経営コンサルティング会社です。

宣伝文句は

「高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業を最大の強みとし、現在では、世界41の国と地域、63拠点に、約3,600名のスタッフとグローバルネットワークを擁しています。あらゆる主要産業分野のグローバル1,000社や各国の大手企業や政府系機関等を中心顧客とし、戦略からオペレーション、ITにいたるまで一貫した高品質のサービスを提供しています」

 

不動産ゾンビと揶揄しています

利払い資金を十分に確保していないにもかかわらず、デフォルトを何年も免れてきた「ゾンビ」企業が増加しており、その中でも不動産業界の比率が最大となっている。コンサルティング会社カーニーの調査で明らかになったもので、こうした企業の数は過去10年に世界で9%増えたという。緩和的な金融政策で債務の繰り延べが可能になっていることが一因で、世界の不動産会社の7.4%がゾンビ企業だとしている。

 

******恒大グループ傘下の恒大新能源汽車集団は

給与の一部支払いが出来なかった、23日の株価は

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恒大集団の債務危機はグループに伝播している。

 

******FOMCを無難に通過させたFRBに反旗

米金融当局は新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)後のインフレ抑制で後手に回ることになるだろうと、元当局者2人が指摘した。元米連邦準備制度理事会FRB)副議長のロジャー・ファーガソン氏と前ニューヨーク連銀総裁のウィリアム・ダドリー氏は、金融当局の新たな政策の枠組みと、それに付随する政策金利フォワドガイダンスについて、物価上昇圧力が高まる中で対応が遅れるのはほぼ確実との見解を示した。

 

******アメリカ市場で国債の利回りが急騰中

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23日のアメリカ市場の終了後の事です、現在進行形。

特に長期国債の利回りが急騰してます。

米長期国債の売り方はアメリカのトレーダー達で、FRBの利上げ時期を前倒しと判断したと速報。

ブルームバーグがプライマリーディーラーを対象に先週末までに実施した調査では

米10年債利回りは年末までに1.69%に上昇する予想が一番多かったようだ。

一番の強気はドイツ銀行で2.25%を予想している。

HSBCは1%でした。

 

******英国中央銀行イングランド銀行)は

インフレ率が4%を超える見通しを示した。

これを受けて投資家はイングランド銀行の利上げ見通しを2022年2月と前倒したが、一部のエミノミストは2021年年内利上げ予想もだした。

 

金融政策委員会(MPC)は政策金利については過去最低の0.1%に据え置き、総額8950億ポンド(約135兆円)の資産購入を今年末まで実施することも決めた。

 

******待ちに待ったマージンデッド8月分が発表に

残念ながら増加でした、これにより暴落予想は後退しました。

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https://www.yardeni.com/pub/stmkteqmardebt.pdf

 

9月分の集計を待つのですが、その間に相場急変の可能性は大きい。

そもそも、相場に掛かっているレパレッジが大きいので荒れ始めると収拾がつかなくなります。

11月はヘジファンドの決算です。

特にジャンク債を扱っているヘッジファンドは逃げを打つ可能性が大きく、相場から目を離せませんね。

リスクの少ない年でも、10月相場は荒れやすい。