株式市場は織り込んでいない

中国の不動産バブル崩壊も、世界のエネルギー事情も、アメリカを始めとするインフレも、それらの波及効果もです。

 

******人は様々

市場は先の出来事を織り込んだと思った投資家も居る、下落が大きかったから取りあえず上昇すると考える投資家も居るAIも含めて。

それらの集約されたものが株価となって表れるのだ、テクニカル分析は株価に全ての要素を含んだ結果として分析を行う。

 

******市場参加者の内

ジャンク債につかまっている投資家はもがく、決算も近いし。

なんとかしようと、努力もする。

ムダだと分かっていても、何かしないと落ち着かない。

 

******それぞれがムダなことをするのだが

相場の神は「金持ちに」鉄槌を下していたのが過去例なんだ。

相場の神と例えたが、金持ちの強欲とも言い換えても間違いはないだろう。

 

そろそろ、そんな時期なんだ!

アメリカ市場は全ての富を集めたかのような上昇を果たした、それらは相場であって、

資産である、経済ではない。

 

アメリカ経済を見れば、順調に見えるが貧富の差はアメリカ建国以来最大に開いた。

間違いなく、金持ち優遇の金融政策を行ったFRBのおかげである。

 

何時までもFRBが相場操縦に失敗もせずアメリカが全世界の富を集めたかのような振る舞いが続くのだろうか。

 

******こんな時に役に立つのがシラーPERです

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開発者のロバート・シラー教授はNYタイムスへの寄稿で

米国の「3大資産クラス」(株式・債券・不動産)が「すべて極度に高い」と断じている。
にもかかわらず、いつものように、高いことをもって下げるとは言えないと含ませている

www.financialpointer.com

 

相場が下げるかは分からないが、「すべて極度に高い」と言っているのだ。

経済学者なのだから、相場の行方を占っているのではない。

資産クラスは「すべて極度に高い」と言っている。

 

つまり、明日かもしれないが相場は下げる。

来年かもしれないがね、極度に高いということは大きく下げるという事に繋がる。

 

楽しみだ!