えっ、コロナ相場は終わったって

バイデン勝利から? ワクチン開発が見えたからかぃ?

管理人が大変参考にしている岡崎 良助氏がラジオで言った

 

******日本経済は景気拡大期と見ているようだ

http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/market_analyze/market_analyze-201109.mp3

焦る必要はないと、言ってるが。

二番底はなさそうだとも、言ってる(鈴木氏)

 

******管理人はまたまた外したのか

管理人のポジションは少ないので、何時でもドデン出来るが

実は、米長期金利が大底を打ったとも見える兆候はある。

11日にボーイングの回のブログで少し書いたのだが

10年債券利回りだけでなく、2年と5年も比較したチャートを見てみよう、

浜町SCI様の作成しているチャートです

米国債・物価連動国債の流通利回りの時系列データ(月次・暦年) | データ・ルーム | 浜町SCI

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FRBは2023年まで長期金利を0付近に誘導するとしているが

実際には長期金利から上昇している。

 

ただし、物価の上昇加味した実質金利は米物価連動国債からみられる通りマイナスなんだが、これも反転したようだ。

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実質金利=長期金利(米10年国債)-物価上昇率

米10年国債より物価上昇率の方が大きいので、実質金利はマイナスとなる(米の場合)

日本はというとデブレなのだから、日本国債金利から引くほどの物価上昇率は無いに等しいのだ。

 

それ故に日本の実質金利=長期金利となる

昨日の日本の10年国債の利回りは0.03で無いに等しいが、マイナスではないのだ。

これを為替が日米金利差と常にの賜っている社畜の為替アナリストが口を噤んでいる証拠です。

 

円安誘導を義務として仕事をしている社畜のアナリストは米実質金利がプラスに変わったなら、天下取ったような騒ぎを起こすだろうが、まだ早い。

 

チャートにもブラフ(ダマシ)は有る、今回はほんの初期段階であるのだ。

まだ分からないし、焦る必要もない。

 

トランプが勝つ可能性も0ではないし、ワクチンも変異株には効かない可能性もある。

 

しかし、株式市場は我先に飛びつく劇場型投資が幅を効かしているから急騰してしまう。

 

置いて行かれるような気がして飛びつくと高値という結果になりやすい。

 

こんな時は株価のバリエーションから考えると落ち着いた気持ちになる

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2009年のリーマンショックを見ると理解できる、ショックが終了すると株価のバリエーションは元に戻るのです

PER=14~15ほどですね。

つまり日経平均を通常のバリエーションで見ると

25.500÷23.63(倍)×15(倍)=16.187円になってしまうのです。

 

日本株のバリエーションが23倍以上でこれからも推移するなんで誰も考えてないだろう、今は瞬間風速なんだ。

 

こんなことは機関投資家は当たり前以前の問題です、長期に買って来るには大事なことです。

 

日本株は2021年には30.000円だと言っている社畜のアナリストは多い。

 

信用して買うのも自由だ、

 

******今の相場は日銀のカンフルだけで上昇している

既に、高い。

次の全力投資には、まだ早いだろう

これが結論だね。

 

しかし、相場というものは人間の欲の塊で出来ているのが、またまた確認できた。

次は、欲の塊投資家が悲鳴を上げるときにバリエーション分析をしようではないか。