前回UPのロイターの記事です
30日のアメリカ国債利回りのチャートは
市場の反応は、前回のUP同様に超長期債への波及は少ないと判断をしているようなチャートです。
******アメリカ株の上昇が低金利によるものだという結論からだと
ダウは大天井を付けたのではないだろうか
ダウの日足は11月8日に大天井を付けて、25日移動平均線をデッドした後に75日移動平均線をデッドしている。
200日移動平均線も視野に入った、75日線はまだ上昇しているが早晩下落に転じるだろう。
NASDAQはまだ大天井かの判断は出来ない
アメリカ超長期国債のテーパリングをFRBは開始を渋っているからなのだ。
NASDAQのチャートは25日移動平均線をデッドしただけなのだから。
FRBが超長期債のテーパリングに手を付けたならNASDAQは大崩れをするだろう、その時に初めてNASDAQが大天井を付けたと判断できる。
まずは3日の雇用統計を見なくては始まらない、留めは10日のアメリカCPI(消費者物価指数)だろう。
此処で、FRBが震撼するインフレが見られたらテーパリングが早期だとか言ってられなくなる。
アメリカの住宅価格が20%も高騰していて、アメリカのスーパーで食品が高騰している状態でCPIが落ち着いているだろうか。
季節調整とかいう難題もあるので、先走りは出来ないが注意していて間違いはない。
******相場はコロナ株だけではない
注目を一身に浴びているが、インフレは着々と進行している。
管理人が昔から参考にしている内外のエコノミストの方々はアメリカインフレの前、日本では狂乱物価といわれた時代には経済を学んでいた方々です(お年よりだね)
肌感覚も出来上がっているのです、多くはアメリカへ転勤もしていて英語も達者な方ですから参考にしていて間違いはない。
ポットでの社畜のアナリストとは異なるんだ、その方たちのほとんどがこのインフレは手ごわいと早期から言っている。
管理人もこの頃やっと、東洋人と西洋人の経済感覚の差が理解できるようになった。
数々の失敗を繰り返して、特にアメリカ人の経済感覚が分かって来たと思う。
貯蓄をしないアメリカ人(カナダ人もね)やはりドルという基軸通貨を持つ国の経済力は昔の日本が「親方日の丸」と言っていた時代より、まだ数段の経済力があるのだ。
それ故にインフレが起きたときには、経済力の背景で購買力が減らないからこそインフレが止まらないんだ。
******日本で同様なインフレとなったら
間違いなくスタグフレーションとなります、インフレに対しての自衛力が働き経済が減速始めるのは間違いない。
日米両国の国民の差は大きい、これは指標では示されない部分なのです。