日本のバブル

日本のバブルは1989年12月の日経平均38975円でした。

翌年の1990年1月突如として暴落始め6994円まで下落したのです。

-------日銀の金融政策が貧弱過ぎたのが原因です

バブルTOPからボトムまでの日経平均チャートです

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22年間に渡る下落相場が確認できます、中央銀行が機能して、22年間の下落相場が問題視せずに連綿と続いたことに対して、誰も異議ほ唱えずにいたとすれば、それは国会議員の資質に問題ありということですね。

国会議員は経済音痴だということでしょう。

----------この失われた22年間で

実社会で行われてきたことは「銀行による貸し剥がし」、ゾンビ企業への資金供給、 国民から金利を奪った、外資へ諂う、まぁロクな政策をしていません

何がダメだったのか、一言で表現するなら

「日銀の無策」これにつきます。

世界の先進国でこれほどデフレが続き、経済が減速し

無就労者が増え、国民の疲弊が続いた国家はありません。

世界中の経済学者の研究の対象になっているのです。

--------経済学者が実際に日本を訪れ

感想を述べています「驚愕の事実を見た」

経済減速が統計的にも現れている国家が、秩序ある国民とともに実態社会が動いている、暴動も無ければ、略奪もない、国民は皆親切でゴミの散乱もない。

「美しい」と感想を述べているのですね。

---------世界の経済学者の根拠としていたのは、

「日本の商業用不動産価格の下落が87%に達した」

これに基づいて、経済学者が予測した日本の実情は

暴動、略奪などの犯罪の激増、治安の悪化とホームレスがいたるところに見え、街は汚れて暗い。

これを検証しに日本を訪れたのですが、実際は治安も良く、街はゴミも無く美しい。国民は皆親切で交通も秩序ある。

---------日本ではバブルが崩壊したのか??

まぁ、確かに??マークが頭の上にに乗っかっている

経済学者の姿が見えますよね。

日本経済が他国と何処が違うのか、それは

国民皆保険」「国民皆年金」なのです。

日本国民はどんなに疲弊しても「医療は受けられます」仮に身体障碍者となっても国民年金には障害年金が付随しているのです。

老親が病になっても医療を受けられ負担も少ない状況を管理人は経験しています。

そのうえ、介護まである程度は国家で見てくれたことは感謝以外のなにものでもありません。

この手厚い「国民皆保険」「国民皆年金」の制度は

日本以外では、英国、スェーデン、ノルウェーデンマーク、スイスくらいでしょうか。。

ハブルの弾けた日本が問題なく国家として存続してる政策の根拠を示してみました。

 

22年間も経済減速が続けば国家がデフォルトしてもおかしくないのですが、デフォルトもせず

つい先ごろまでGDP世界2位の国家だったのです。

----------ミラクルな国家

一度経験したバブルで日本国民はハブルに踊ったことを後悔しているのでしょう。

〇〇タウン社長の資産が数百億といわれても、ピンとこない国民なのですね。

************バブルは常に発生している

中央銀行が市場や市中に資金を供給し続けていく限り

バブルは常に発生しつづけます、崩壊したあとに残るのは経済格差と不良債権です。

金融政策を失敗した日銀は次に打たなければならない金融政策の効果が分からなかった、次に失敗すると日本はデフォルトしてしまう。

チビチビとした金融政策はバブルが弾けた日本では効き目が少なく結果として22年間も経済の減速が続いたのでした。

***********アメリカのバブルは??

 過度な経済成長を望み、過剰な資金供給を続けた米経済はバフルが発生し崩壊したのちの処理を次のバフルで穴埋めしました。

今現在の結果は経済絶好調、世界で独り勝ち状態。

では、他の国で同じことができるかと言えば。

不可能です、それは基軸通貨のドルのおかげですから

他の国では真似できません、中国がバブル崩壊を次のバフルで防いで現在に至っていますから、先々の結果を見れば参考になるでしょう。

そもそも、経済学は実態社会の解明が目的ですから

学問そのものは後付けなのです。

経済学で先々の予測しても当たらないでしょうね。

----------基軸通貨ドル

各国の通貨の国際的信認はドルをどの位外貨として保有しているかにつきます。

自国経済が成長して通貨の発行量が増えると同時にドル保有量が比例して増える必要があるのです。

「外貨準備高」といわれる奴。

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世界の外貨準備高は

ja.wikipedia.org----------因みに中国は3兆ドルを割ると危険といわれてる

資料は2018年ですから、今現在の利用価値は無い

**********基軸通貨ドルの利点は

世界経済が成長して貿易額が増加することによりドルが必要となります。

米はドルを供給することにより繁栄するのです、多少無理な経済政策をとってもドルを供給することにより

無償の繁栄が得られるのですね。

これはアメリカのみが持つ強力な力です。

日本円では出来ません、しかし日本円の信頼は確固たるものです。

強い円は貿易立国には必要ですが、強すぎる円は必要ない。

それは海外で稼いだドルを円に交換すると判ります

ドル高円安だと、手元に残る円は沢山で

ドル安円高だと、手元には少ない。

--------日本の外貨準備高は

日銀が市場に資金供給していくにつれ多くなっていくのが分かります。

日本円の信頼は揺るぎませんね。

しかし、供給した資金が日本経済の中で多く使われると日本経済は好調となりますが、残念ながら

海外へ資金が移動してしまっています、日本に有っても金利も稼げない状態ですからね。

当然、円でドルを買いますそのドルで投資するわけですから現在の円は実力以下、つまり実力以上の円安レートです。

この海外に出た円が国内に帰ってくる(レパトリエーション)とドルで円を買うことになり円高が進みます

不幸なことに、世界経済が減速すると円高になるのですね。

しかし、これがメリハリ投資のチャンスの時です。

円高により日本経済も国際収入が減り株価も下落するのです。

さて、待ち時間はどれくらいか。

これが分かれば大金持ちになれます。