「グローバル経済が悪い」という結論ではありません
グローバル経済故の癖みたいなものです、所詮経済学は後付けでして、決して経済学が経済を誘導するのではありません。
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どんな容の経済においても浮き沈みはあります。
浮き沈みする動力は
@自然の力(災害、気候)
@地政学的動向
@宗教(安定していない宗教等)
@投機に膨らんだお金
経済に作用する力はいろいろありますが、欧米と日本とでは絶対的な差が世界観ですね。
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自然の力(神とも位置付けられる)の元に生かされている日本的思考と。
自然の力をコントロールしている神から許された人々
という欧米的思考。
例えば、建設物は絶対的に大きな自然の力により破壊されていく地震大国日本と。
建設物は人間が破壊しない限り未来永劫に残っていく地震のほとんどない欧米。
当然、世界観の差は大きいです。
「永久の都」を築いてきました、戦争が無い限り。
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この差は大きいです、経済も過去からコントロールしてきたのです。
これからもコントロールしていくのです、コントロールの範囲に経済が多少の浮き弾みがあるのは許される範囲です。
絶対的に世界を支配してきた欧米、植民地がしかり破壊されたインカ帝国などの民族。
力を失うわけにはいかないのです。
新たに台頭してくる国家には鉄槌を喰らわせる必要があります。
まして、国力(科学力、デザイン)を搾取するなどもってのほか。
中国製造2025、一対一路などもってのほかでしょうね。
少し、外れてしまいました。。
グローバル経済はお金の流れがほとんどを支配します。
リーマンショックで世界のお金の流れが止まった時に、中国だけがショックの影響をほとんど受けていない状態でしたから、中国が供給した4兆元(57兆円)で世界経済は復活しました。
www.asahi.comこのとき、欧米はこんな解釈をしてました。
中国は世界の強国の一部になり、資本主義を理解した開かれた国家となる。
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まさに、資本主義フェチズム化した考え方でした。
その後中国は烈火のごとく発展を遂げて世界第二位のGDPを誇る国になりました。
中国の発展の祖となる強力な指導者、鄧小平の先富論
です(先に富める者から富め)
鄧小平は総書記の任期は10年と決めました。
その後、習近平は2017年の第19回共産党大会で10年の任期を廃止、終身総書記という地位を手中に入れることを目論んだのです。
www.bbc.com-------------
習近平総書記は中国改革の祖でもなければ発展の祖でも無く、権力争いの果てに行き着いた官僚です。
終身総書記の地位を手に入れるには、先富論よりたしかな実績が必要です。
それが中国製造2025であり一対一路です。
中国製造2025を実現するには任期の2022年に退位するわけにはいきません、当然任期撤廃に手を付けたのです。
---------歴代地位に固着した政権に未来は無い-------
習近平はグローバル経済を見誤ったのではないか。
欧米が見た中国先進国化の夢と習近平が見た終身総書記の夢はグローバル経済の同床異夢なのでしょう。
これから夢は修正されていく、その原動力の緩和された膨大な資金が行き着く果ての金融危機と推測してます。
まだ、占いの範疇が逸脱できてませんがね。
本当に楽しみな展開になってきました。
激動の経済です、過去の経済学がまったく役に立たない。
予想すら逸脱していく経済ですから。。。
セリーヌディオン I’m alive
何時聞いてもスゲー