着々と延長しつつあります、工事風景は
発生土で埋め戻ししているのね、多分ガレキ(石など)が無いのだろ。
これなら工事の進捗スピードは速い。
詳しい地図で確認すると、イルクーツクを通りウランバートルから内蒙古自治区へ達するPLのようです。
ロシア側で、中央アジア産天然ガスも輸送に加われば世界の海上輸送のLNG(液化天然ガス)を網羅して、中國はほぼ全量を確保できるだけでなく中國発のLNG(低価格戦略)が世界のエネルギ事情を変える可能性は大きい。
つまり、東南アジアも格安LNGの恩恵に預かれるのです・・・欧州は価格的に敗退するだろう・・・次世代エネルギーが完成するまでの間・・・30年の間はエネルギ政策で負ける。
このPLがどれ程の量を輸送可能かを試算したサイトによると、中國のLNG輸入量の30%以上を輸送可能だとあります(年間500億立方メートルと試算している)
現在稼働中のシベリアの力1は既に最大輸送量をこなしている為に計画されたPLです。
さらに、モンゴル国内の新規PLの計画も発表した。
完成後には、世界のエネルギー事情が大きく変わり中國の交渉力が極めて強くなるのは間違いないだろう。
つまり。アジアをターゲットにしてPL輸送による格安天然ガスは液化天然ガス(高価格)の需要は減少する事になる。
液化天然ガス(LNG)の伸びは抑制され、価格競争力も低下するだろうアメリカ・カタール・オーストラリアの輸出は減りPLの届いてない残り少ない地域の争奪戦となるだろう。
この報道にはロシアからインドへのパイプラインの情報はありません、「南北パイプライン」と名付けられたインドへと達する予定のパイプラインの情報は未確認です。
インドの人口16億人のエネルギー需要を一手に賄う結果となる「南北パイプライン」です、ロシアは間違いなく完成させるでしょう。
結果BRICSは格安エネルギーを手に入れる事になります、経済発展には欠かせないエネルギー戦略で西側を数歩リードするのです。