議員からの質問で「今はデフレかインフレのどちらなのか」と問われた
植田総裁の答弁は「賃金上昇を反映する形でサービス価格が緩やかに上昇する姿は続いている」、「去年までと同じような右上がりの動きが続くと一応、予想している。そういう意味でデフレではなくインフレの状態にある」と語った。
野村証券は
日銀は「ビハインド・ザ・カーブ」を認めたか、社説を出した。
ブルームバーグは「ビハインド・ザ・カーブ」警戒と報道している。
****** 中央銀行の金融政策において使われる言葉に
「フォワードルッキング」(Forward Looking)は、先を見越しての金融政策を行うことを意味する
これに対し「ビハインド・ザ・カーブ」(behind the curve)とは景気や物価の上昇に対して、意図的に利上げのタイミングを遅らせる金融政策です。
これらは意図的な金融政策の事ですが、ミスジャッジとなると
ビハインド・ザ・カーブ=後手に回る
という解釈になります。
アメリカのインフレに出遅れたFedのミスジャッジが「ビハインド・ザ・カーブ」だったということです。
では、日銀副総裁のコメントは何だったのだろうか如何なる意味があるのか。
というところだろう、市場は日銀に振り回されたようだ。
ドル円のチャートは
アメリカの雇用統計前に急変してます、あと一時間半で雇用統計です。
なかなかの動きです。
雇用統計はリアルタイムで解説するサイトに「おんぶにだっこ」ですね。