10日、衆院財務金融委員会で、基調的な物価上昇率が2%に向けて持続して上がっていくことをサポートするために当面は緩和的な金融環境が継続すると述べた。
******日銀の金融政策は
「ビハインド・ザ・カーブ」(behind the curve)です。
景気や物価の上昇に対して、意図的に利上げのタイミングを遅らせる金融政策です。
意図的ですが、つまりは確認してから金融政策を行うということです。
カナダ中央銀行(カナダ銀行)はFedの金融政策を先回りして「政策金利の上下」を取り仕切ります。
噂でしかないが、カナダ銀行はFedからリークされていると言われたこともある。
カナダドルの防衛の為のは間違いない。
これに比べて日銀は「円安」へいざなうために、金融緩和を続けている。
大規模な金融緩和を事前に終了するはずもない、という事で日銀が
通貨および金融の調節に関する報告書」(半期報告)の変更はない、ということだが
日本のインフレは海外から齎された経済事象で、コスト上昇からくる「コストプッシュ」インフレなのは間違いない。
「増税+インフレ」に加えて一般庶民の収入は変わらない=生活は厳しくなる
この構造はさらに酷くなるだろう、金融政策が後手に回る可能性は日々増している。