マンデブ海峡騒乱

日本のメディアからの報道はありません、検索しても1月12日当たりで最後になってますね。

フーシ派で検索すると

アデン湾でのフーシ派ミサイル攻撃が最後です、米英もフーシ派にミサイル攻撃していてもニュースにはなりません。

なんとも片手落ちな報道です、紅海を航行できない状態は欧州貿易には痛手です。

現在米英がマンデブ海峡近くでフーシ派と戦闘状態となってますが、フランスとドイツが参戦との情報があります。

NATOが出るのは不可能ですので、欧州勢とすれば「仏・独」がギリでしょう。

戦況拡大すれば中東を巻き込む戦線となります、しかしそもそもが欧州の支配地域ではない場所で戦争を仕掛けること事態が正義が通りません。

紅海は公海ではないのです、国際海峡になってますが勝手に航行はできません。

「国際的に重要度の高い海峡が、狭小であるために沿岸国の領海に包摂されてしまう場合、そこに無害通航の義務を厳格に適用すると海峡の利用が大きく制約されることになり、各国に不利益が生じてしまう。そのため従来、このような国際海峡においては、通常の領海とは異なる取り扱いを行うことが国債慣習法により承認されてます」

フーシ派は「イスラエルへの貨物を通さない」ことは問題ないという立場で「これを打破するのは難しいだろう。

米英はフーシ派をテロと断定して攻撃をしているに過ぎない。

ここに参戦しようとしている「仏・独」は難しい立場ではある、参戦できるかは分からない。

 

第二次大戦後

圧倒的な資金力+情報統制力+軍事力で「米英+フランス」は植民地政策を駆使して

世界中で「利権・資源」の搾取外交を展開してきた。

それらは圧倒的な軍事力を見せつけ、敵対者を悪者と認定し、我のみが善人と振る舞う事でなし得てきたのです。

それらの手法が成功を収めてきたので、現在も使い続けています。

既に「見透かされている」ことに気が付いてもいない、道化に近い手段なんだがね。

だれにも異議を唱えさせないように軍事力強化してきたが、その作戦も世界各国が技術力を付け、新たな武器「無人機・ドローン・AI」で対抗してきたのです。

つまり、大戦での勝利は確実だが地域戦では勝利できない状態となったアフガンでアメリカが負けたのも地域戦では勝てないという実証となってしまった。

アメリカのイラク進行では「ミサイルを打ち、空爆して、制空権を確保し地上部隊を送り込んで制圧する」という戦法が近代戦では効果が薄いと判断されている。

 

報道では、フーシ派はテロ集団という位置づけだが統率のとれた軍隊で現地では国家を持ち運営し税収を挙げている。

不都合なニュースは報道されないのですね。

 

******マンデブ海峡騒乱は

簡単には収束しないでしょう、現在は収束させる方法も見つからないのです。

アメリカとイスラエルがガザを開放しパレスチナ国家として承認すれば「全て解決」しますが。

それにはネタニアフが退任が必要でしょう。

 

******日本への経済的影響ですが

北欧からの貨物が運賃高騰+航行日数が数倍となってます、貨物は針葉樹木材(チップ・原木など)で建設用合板や構造合板になるか現地で加工してある建設用合板や構造合板です。

これが無いと家が建ちませんね、建設資材価格高騰が確実視されています。

ロシア産木材の輸入停止からのこれらの事態です、残るはカナダ産と北米産になりますがコロナ以後生産量がもとに戻りませんし増産不可能と現地情報です。