一時的とのことだが、実態はフーシ派のマンデブ海峡封鎖の影響なのは明らかです。
上図のようになっています、スエズ運河が減水の為通航が制限されています
カタールの地図は
カタールで生産されているLNGはパイプラインで紅海に送られていた。
スエズ運河は通航制限、マンデブ海峡はフーシ派が封鎖となり紅海経由での輸出は難しい状態です。
******2017年
サウジを筆頭とするペルシャ湾岸諸国とカタールは国交断絶となった、2021年にカタールとサウジは国交回復に合意した。
ブルームバーグでは
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RILDSCT0AFB401
長期契約は終了しているが、スポットではカタールから輸入している。
LNGは設備増設が難しく、維持費も膨大になるために「余らせて備蓄」するのが難しいのです。
長期契約締結は設備が十分に稼働できる必要がある、しかし当時からミスリードではないかという意見も多かった。
実際、ロ・ウ戦争となり世界的に天然ガス不足でLNG価格が暴騰し改めて長期契約の大事さが露呈したのでした。
******日本はサハリン1・2の利権を失った
北海道のすぐ上にあるのがサハリンで日本では樺太と呼ばれていた。
ポチ岸田はジャイアンBデンのご命令で「バトリオット」をウクライナへ供与したためにプーさんのご機嫌を損ねて「利権」を失ったのです。
日本に一番近い場所にあるLNG基地です、東日本大震災にはサハリンからLNGの援助を頂いているのにですね。
「恩を仇で返す」所業ですら。
******ということで中東のエネルギーに頼る日本の姿でした。
余りの無策に「ボチ日本」の運命を悲観してます。