マンデブ海峡

かなり逼迫しているのは間違いありません、日本のメディアでは報道がありません

 

英国の海上相互賠償責任保険会社「NorthStandard」ではこんな情報をだしてます

アドレスは

https://north-standard.com/insights/news/red-sea-security-threat-to-shipping/?lang=ja

 

こごみちやんネル氏は動画を、氏の情報源はたしかですね。

バブ・エル・マンデブ海峡 - YouTube

 

******マンデブ海峡の危機は

南からの入峡は現時点では「難しい状態」と言えます、北には「スエズ運河」があります、通過船舶が極端に減少します。

スエズ運河の水量不足で船舶の停滞が報道されてます、エジプトの国家予算はスエズ運河で賄っているのです。

それが、マンデブ海峡の危機からスエズ運河運河の収入が更に減るのですエジプトは国家の危機となります。

「ジャンク債」近くまで下落したエジプト国債です、マンデブ海峡は欧州経済も直撃します。

 

******大き目の地図です

紅海からスエズ運河経由の回航が出来ないとなれば、「喜望峰」を回って欧州へ向かうしか方法はありません。

太平洋を通るにしてもパナマ運河も水量不足で約一カ月待ち状態ですし、サイズ的に問題があります。

船舶は「スエズサイズ」と「パナマサイズ」があり、パナマサイズの最大を「パナマックス」と呼び、スエズは「スエズマックス」と呼びます。

一覧にすると

スエズマックスはパナマ運河を通過できません、という事で大問題なんです。

 

フーシ派は「イスラエル」へ向かう船舶は全て攻撃するとしてますから、イスラエルは物資不足となります。

 

******サウジは過去には

紅海の原油積み出しを停止してます、2018年の事です。

今回のフーシ派の船舶攻撃がまだイスラエル関連の船舶だけですので、影響は計りかねますが、ホルムズ海峡を封鎖や通過船舶の攻撃はイランへのアメリカの戦争を正当化する事になります。

その為に、フーシ派は現在マンデブ海峡近くにてテロ攻撃をしているのですね。

 

******冒頭の海上保険

紅海を通過する船舶の保険を停止方向となりました、再保険(ロイズなど)の引き受けが難しい状態となりますので、これから攻撃を受けにくいと言われる船舶も保険料が急騰しますので、「喜望峰」を遠回りしての欧州航路となり欧州のインフレの鎮静化は難しくなります。

 

******アジアバイプラインを持つロシアは

更に「漁夫の利」を受け、中国はロシアのPLからの天然ガスで利益が増える結果となります。

日本経済新聞の資料では

現在どこまで伸びたのか「わかりません」がビジネスインサイダーでは

2022年3月の記事です

wisdom.nec.com

このPLが完成すれば、ロシアと組んだ中国のエネルギー政策は世界的に地位を占めることになります。

 

Bデンがイスラエルへの協力を発表した時点で「既にこれだけ世界情勢」の変化が予想されたことになります。

Bデン政権はアメリカの弱体化を進めて行く為に「必要とされている」奇妙な政権なんだ。

 

******イランは

イスラエルの背後に居るアメリカと「直接」に戦争とならないように、様々なテロ派閥に援助している。

戦略的に分析をするのは普通だろう、イランはイラクフセイン政権がアメリカから攻撃を受けて「壊滅」した事実を理解している。

「結局見つからなかった攻撃兵器」だが、世界はアメリカのプロパガンタを受け入れたのです。

イランはアメリカの「戦略空母艦隊」のペルシャ湾入りを認めている、現在その部隊はペルシャ湾から出てしまった、イランがアメリカの挑発行為に乗らなかったのだ。

前々からUPしているがアメリカと実物戦争をしなくても方法は沢山あるとね、ロシアのPL攻撃はアメリカでも不可能です、ロシアと中国の領土ですからね。

ロシアとドイツを結ぶPLの攻撃は公海で行われてます。

 

******アフリカ勢は鳴りを潜めている

アラブの春のアフリカ版が始まったばかりなんだ、欧州の植民地政策で作られた「傀儡政権」打倒が、今のフフリカの目的です。

欧州経済の疲弊が続けば「アフリカの春」の芽は花が咲くだろう、そんな遠い未来ではない、すぐ其処まで春が来ていると思っているだろう。

 

報道では、難民が欧州へと押ししよせている「原因は政情不安・食料危機・迫害」とされている。

それだけではない「貧乏の輸出」がここでも行われているのです、南米のこの政策をのせてあります、更に犯罪者の輸出もUPしました。

 

欧州の搾取行為のブーメラン効果は「このような結果」となるのです、大手メディアは報道できないでしょうね役に立たないメディアは没落していくのみです。

 

インドも沈黙してます、印中の国境紛争も一時中断されてます。

両国とも、そんな暇はありませ国が利益を出せるタイミングの真っ最中なんですから

 

インドの主要パイプライン図です

未完成のプロジェクトを含めたパイプライン図は

これらのPLは中央アジア産油国と繋がるのです、数年以内にね。

インドは精製・積み出し港としての地位を築こうとしている、インド経済の発展を期待して中央アジア圏は積極的に関わりあう姿勢を示しているのです。

宗教的にもイスラム教とヒンドゥ教は問題ありませんしね。

 

******これらのPLの生産国は中国です

昔は「シームレスパイプ」を作れたのは日本だけで世界を席巻しましたが、今や時代は格安のパイプを作る中国製となり、パイプの格安供給と抱き合わせで工事も中国企業が乗っ取る事になりました。

残念ながら日本の地位は低下し続けていますね。海底PLでもなければ「怒涛の勢い」で完成していきます。

数年で、世界の勢力図はかわるでしょう。

 

終り