次の銀行は

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これらの銀行は「負債の債権化」をメインにしていない。

リーマンBのような投資銀行ではない、価値の無い債務を証券化して世界に売っていた詐欺銀行では有りません、

 

新たな金融危機とでも言うべきかもね。

何方が危険なのか、流動的で判断付きません。

 

******シリコンバレーバンクの倒産は

ビジネスモデルの大転換期となったのが原因だろう、「超低金利」+「金融緩和」は市場に安直な資金(銀行の貸し出し姿勢)が大量に出回る結果となった。

それが長らく続いたのだが、遂に大転換期が訪れた。

この大転換は裾野が巨大だという事なんだ!

西側世界のほぼ全ての銀行+企業に当てはまる、影響が何処まで及のかは全く分からない。

SVBの決算書は700ページもある、それを隅々まで読むなんて労力は粉飾を見抜くわけでは無いのだから努力するだけ無謀だろう(英語だし)

 

それを全世界の銀行でやるなど人間業ではできません、AIの出番だろうが実際には

決算が標準化されているわけでは無いのだ。

という事で、どれほどの資産減になるやら分かりません。

 

世界中の銀行は「低金利」で資金運用に困窮していた、利回りを求めた結果「イールドハンティング」なる造語も出たほどです。

そして、様々な債券を購入(利回りを求めて)したのです。

そのビジネスモデルが崩壊(世界的金利上昇)債券を期日まで持ち続ける事ができれば何ら問題は有りません。

しかし、そんなことが出来るのは「保険会社」か日銀だけ!

保持している債券を簿価評価など普通では不可能ですから、決算で評価損(金利上昇で債券価格下落)を出すことになります。

 

******此処までは分かっていた

分からないのは「レバレッジ」の部分です、レバレッジもかけずに運用している投資家なとありゃしませんがね!

「誰が・どの債券に・どれほどレバレッシを掛けたか」損失はどれ位出ているか。

投資会社や資金等を保証している銀行は「バレ無いように」秘密裏に生き残りをかけて動いているだろう。

情報が漏れたら「一日で破産」するのだから。

 

それらの代表が「アルケゴス」です、利回りが悪ければ「レバレッジ」で解決できます

運用がプラスならば、、、ね。

レバレッジの解消は簡単ではない、そもそも解消しようとするときにはマイナスを喰らっていて保証金が足りて無いのだから、レバレッジ解消の為に運用債券を売却すれば

マイナスは確定するし、大量売却となるから暴落の危険性もある。

 

何処が生贄の羊となるのだろうか、その時に誰が救済してくれる、救済可能?

これらの憶測の波及範囲・波及効果が全く見えないのです。

想定範囲が膨大過ぎる、過去40年の無秩序な金融緩和の実態の大修整となるはずなんだがね。

 

この下りは数年前から注意報として書いてますが、「鐘の鳴っている間は踊り続ける」

機関投資家達です、分かっていても踊りを勝手に中止できません行きつく所まで行くしかない。

というのが今の投資環境なのです、ウォーレン・バフェット氏に代表される投資会社の一部には膨大な権力で会社運営している投資会社は「会長の一言で」投資中断の判断が出来る所もあります。

実際に売却した、

バフェット氏、TSMCの米預託株式保有を9割減 銀行株も減らす - |QUICK Money World -

 

残りの99%は金利上昇と戦っています「生き残り」をかけてね。

少し前のSBG決算説明会で何が語られていたか!

YouTebeに動画がUPされてます

youtu.be

二倍速で見た方が良いね、使われている文言に注目です。

「安定」「安心」「安全」と言ってます。

SBGの投資は大丈夫だと言い続けた、、、安心してはいけません。

何も問題無ければ「ふれない」表現なのです、不安が口を軽くする!

 

SBGだけが抱える問題ではない、代表企業としてSBGを持ち出しただけの事

日本語だし、真面目な会社なので「嘘」「偽り」は無いから世界の投資企業の代表としてベストなのです。

 

現段階では世界金融市場の激変は此処までしか予想できませんでした。

次の経済事変待ちですね。