2月某日のS〇G決算説明会(3Q)の模様が報道され始めた。
個別銘柄のUPは注意が必要なんだ、ということで架空の話として書きます。
傘下のファンドの利益はピーク時は66億ドル以上であったが、今回の発表ではマイナス6.6645億ドルとなった(円換算で凡そ953億円のマイナス)
通年の予想はマイナス59億ドル(7830億円)例の株を放出したおかけでのマイナス幅だろう。
******管理人は非難するのではない
よくぞここまで大きくしたと感心している、かなりの借財があるだろう。
貸し手に信頼されたという事ですね、普通の人材なら到底無理な事業です。
しかし、どの様な人でも「神」ではない循環経済の元では良い時も悪い時もある。
マーケットタイミングをベストに生きようとしても所詮人間ですから、マイナスも喰らうだろう。
それが膨大だという事は、利益も膨大だった時もあった。。。。
しかし、残念な事は「全て売る」ことは不可能なので多くの利益は「絵に描いた餅」ということです。
金融経済はほとんどが「絵に描いた餅」で実物経済は必ず「物」か「サービス」が伴います。
過去の株式市場ではS〇Gのような「虚業」企業は上場されていませんでした、「実業」企業のみが上場していたのです。
何時の頃からか、その括りが外れて「虚業」企業は上場しました。
同時頃にアメリカでは「自社株買い」が解禁されました、それ以前は自社株買いは違法でした。
そして、金融経済が実物経済より大きくなっていくのです。
成功した人々は生涯使い切れない資産を持ち、「限りない欲の塊」となるのです。
リーマンショック時ウォール街の重鎮は自家用機でワシトンに乗り付けてアメリカ政府へ援助の申し出を行い「大きな非難」を浴びました。
つまり、平衡感覚が無い。
******両方の経済を比較すると
金融経済と実物経済の乖離は収束しません、しかし循環経済では実物経済を守る意味で金融経済を突き放す時が必ず到来します。
過去何度か金融経済を犠牲にしてきました、程度の差はありますがね。
実物経済に必要以上にお金を供給すると金融経済にお金は流れます。
それが暗号資産だったりロビンフッドだったりです。
これは物語ではありまん、事実です。
そして、金融経済を突き放すタイミングが到来するだろう。。。。
実物経済まで疲弊したら取り返しがつかなくなる。
真っ先にやられるのがアルケゴスに代表されるレバレッジ投資です、そして様々に波及して今はクレディスイス証券です。
まだまだ、アリマッセ!
ドイツ証券・アークイノベーションETF・S〇Gこの辺はまだ切り捨てられてない
今、経済が疲弊中の中国は不動産にレバレッジを掛けた「レバレッジ経済」で破綻まっしぐらでしょう。
中国のレバレッジ経済についてUPしてあります、思い出しましょう。
******此処からは100%物語です
何を血迷ったのかフレディマックは住宅ローン金利を上昇させました、これは物語の始りです。
つまり、お金を貸したくない。。。。。えっ!
既に十分に貸したのです、これからローン破綻した住宅を取り上げるタイミングです
つまり、住宅ローンの返済が滞ることが確定しました。
これ以上お金を注ぎ込んでも金融経済は伸びないタイミングなのですね、そして実物経済が疲弊する前に金融経済から資金を吸収するタイミングです。
賃金の伸びがインフレ率を下回ると、実物経済は疲弊しします(当たり前)故にインフレ率にメスを入れる。
という事で、実物経済にあるお金は絞れませんし流し入れるのも不可能です。
金融経済を絞るしか方法は有りません。
日本と違いアメリカは担保の住宅を差し押さえれば「終了」だとUPしてあります。
個人には負債が残らないのです、それ故に経済が回復するスピードが早い。
それ故にアメリカではローンで車・住宅・家財などを簡単に買えます。
負債を抱え込まないのですから、速めに見切りをつけて再出発すればよいのです。
アメリカでは中古住宅の取引が盛んです、その市場に膨大なローン回収の住宅が溢れる前に手を打つのがベストです(住宅市場が崩壊します)
それには新規融資を止めて、ローン破綻した住宅を取り上げなくてはなりません。
それが、リーマンショックの教訓です。
住宅ローンは債券化してMBSとして再販されています。
未だケリのついてないMBSはFRBが後生大事に抱え込んでいます、これ以上は要注意な量となってしまいました。
更なるMBSを吸収する余裕はアメリカ経済には有りません(吸収すればお金が市場に出ますインフレは上昇します)
という事で物語が始まったのです、全てのクレジットは審査が厳格になりアメリカは新規融資が滞り、過去の負債は破綻として確定し、担保は回収されます。
アメリカ政府とFRBは「このインフレは一大事」なんだ、過去に無い金融危機が来ると気が付いてたのですね。
そして、シナリオが策定され物語が始まった。
マージンデッド2023年1月分がでました
増加しています、FRBに逆らい投資を始めたのです。
インフレは更に進むでしょう、予測でしかありませんが。
パランスシートは
MBSは
物語はアメリカだけではありません、EU圏のインフレも凄いのです。
ECBは経済が打撃を受けているため大幅な金利上昇は出来ないのですが、インフレが年率で10%も有るのです、賃金の伸びはほぼゼロなのにね。
当たり前実物経済は疲弊します、打つ手はありません。
ロシアはこれからもエネルギー戦争を仕掛けてきますし、食料・肥料でも戦略的資源として仕掛けてきます。
自国の民は食糧・エネルギーに困窮することは無いのです贅沢は出来ないでしょうが生活に困る事は有りません。
EU圏や英国は様々な経済的矛盾を抱え込んだのです、一例としてはトヨタは英国から撤退を決めました。
完全EV化を目指したからです、エネルギーが足りないのにEV化など笑止千万、風が吹かないから電気が有りません。。。ではEV車は必要ありません。
英国の自動車関連の労働者は路頭に迷いますね。
他に受け入れられる産業が無いのです、改めてEUへ入るがよいでしょう。
NATOとしてロシアと戦争状態となり、さらに驚いたので非資源国が資源国と戦争する!
勝ち負け以前に経済は疲弊するだろうと、これは物語ではなく確信しましたね。
そのタイミングで「安全保障」をUPしました、様々に安全保障が絡み合っている事が分かったはずです。
******物語は続きます
FRB・ECB・日銀はコロナショックで膨大なお金を供給しました、当然の結果としてインフレとなりました。
当初各国中央銀行はインフレなど考えもしなかったのです、それでこのインフレはデマドブルだのサプライチェーン停滞がひきおこした供給制限だのと言っていたのですが
決めつけて良いのだろうか。。。。
ということで、取り返しがつかないほどの経済のダメージが予測されてきたのです。
あくまでも、物語で確定などしてません。
雅夢の可能性があるのです、人類にとって最大のピンチ(とか言ってますがお金持ちのピンチです)
そお、世界を主導している方々がピンチになるのですから大慌てでしょう。
貧民投資家にとってはチャンスです。
物語が何処まで現実に代わるか、まったく分かりません。
期待していたら物語で終わってしまった、もありますし。
大参事世界大戦となるシナリオもありまっせ!
経済は生き物です、政治は自国の民の為にあります。
それらを過信してNATOなどという安全保障で西側国を括ったツケが今支払っている戦争です。
東側代表国としてロシアは孤軍奮闘しています、これ以上追いつめると暴発しまっせ
グローバル経済などと言って資源国のコモデイティを安く買い、非資源国は金融立国だとか、ケツも拭けないお金が何の山に立つのだろうか。
そして、紙切れを増刷してインフレとなりましたでは中央銀行無用論に賛同したくなりますがね。
物語はこれからもシナリオを変えつつ、続きます