季節調整されてるので、今のタイミングのデータは見つからない。
明日住宅ローン申請指数が出るのでこれを待ちたい。
ブルームバーグでは
米住宅着工件数は減少、建設許可件数も急減-一戸建てが不振 - Bloomberg
住宅ローンより先に中古車ローンの破綻が先に来るのが過去例でした、中古車反販売の「カーバナ」がかなり危険(既に破綻とも)な状態となっています。
米中古車販売のカーバナ株、コロナ禍の最高値から99%下落 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
******アメリカのローン契約は
アメリカはローン対象物件にお金を貸します「ノンリコースローン」非遡及型融資
対象物件を返してしまえば、それ以上のお金は追及されません。
日本は人にお金を貸します「リコースローン」遡及型融資
対象物件の価値が残財より少なければ返済を要求されます。
ということで、返済不可となれば「夜逃げ常套手段」で綺麗になります。
アメリカ国民は簡単にローン契約をします、それだけお金が市中にあるということでしょう経済もよくよく回ります。
ローン破綻しても経済の回復が早いのはこの為です。
日本では「バンザイ」しなければ負債は消えませんので時間がかかる、その為に不景気からの復活に時間がかかります。
******という事で
現在は中古車ローン破綻者が増加中というところです、これらの中古車は中古車市場に出回り、中古車価格の下落に繋がります。
新車の生産が落ちていた少し前は、中古車価格が急騰していたのですがアメリカ経済は次のフレーズへと進みました。
新車供給はチップ供給の落ち着きから生産高は増加していますが在庫増までは結び付くのはかなり先です。
売れ行き不振を見て生産を落としているためです。
CPIの上昇を支えていた中古車価格ですが、下落した為にインフレは落ち着くでしょう。
ただし、FRBの目標は中古車価格では無いのです。
表向きのCPIの値でFRBの利上げ中止から金融緩和へ進むなど気が早いということです。
次にくるのがクレジットローン破綻で、その次が住宅ローン破綻となります。
ここまで進むのが普通のことでやっと経済が減速し「食料」「エネルギー」のインフレが収まり、さらに経済減速が進み価格がマイナス領域へと踏み込んで一般国民の生活が楽になるまでFRBの舵取りの変更は有りません。
それが中央銀行の役目の「物価の安定」で投資家の保護などFRBの仕事では無いのです。
過去、FRBが投資家の保護が過剰になりすぎていた為に「勘違いしている投資家」にはデカイお灸が待っているでしょう。
これら一連のインフレから物価の安定までのタイムスケジュールには数年の歳月がかかります。
その間にデフレにならないようにFRBは金融政策を駆使するわけです。