EPS:$4.09(市場予測:4.29) -4.74%
経済指標
GDPの発表からPCEまで、まだデータの精査がされてないです。
アメリカは債務上限に到達寸前ということもあり、GDPに関しては政府支出でカバーされている部分が大きいのではないだろうか。
これらのデータは実際には隠れていて見えない、例を示すと教育ローンの債務免除で使われた政府支出はGDPに対してマイナスではないプラスで計上されるはずだ。
そして、免除された債務で生活が楽になった分は一部は貯蓄となり一部は歳出となる。
データ的には貯蓄率が改善し、GDPはプラスへと作用する。
これらの事が分かっている政府は支出を増大させる、残り2年を切った大統領選挙に負けないためにも必要な支出だろう。
これらの支出はインフレのプルウィプ効果となる、FRBは市場から資金を吸い上げているがバイデン政権は資金を供給している。
インフレ鎮静化と経済拡大を同時に行っているということなんだ、これがどの様に効果となるのかは分かる奴などおらん!
インフレで個人支出は増大しているのは確かなことで、これはGDPにはプラスに作用する。
個人が債務を積み重ねる間経済は拡大期なんだ、しかし何処かで債務拡大はピークとなり破綻方向へ作用する。
イフンレ鎮静化は物価の低下ではない、物価はデフレとならない限りは低下しないのだ
インフレ鎮静化の間に給与が上昇すれば問題は消えるが「給与の上昇も低下」していくのは間違いない。
結果、政府が支出を重ねなければ個人の消費は何処かで減速することになる。
インフレが一度限りの経済事象では無い事は過去例が示している、プルウィプ効果がありその度にFRBは金利操作をする、GDPは度変化を繰り返す。
市場が予測し織り込むシナリオは何度も変化し、楽観悲観を繰り返すのだ。
デフレは少しづつ経済へ浸透する、インフレは国民へ与える影響力が大きいので経済政策も強くなければならない、そして何度も繰り返すのだ。
インフレに作用するお金が尽きるまで、その経済事象は続く。
それらの変化をマーケットタイミングで投資できるはずもなく資金は減っていくだろう
フラッシュトレードでAIと同様には人間では無理な事です。
******アメリカ経済の現状をサマーズ氏は
サマーズ氏に見えないのに凡人に見えるはずも無い、様々な経済指標も多くが遅行指数であるのは、経済学が過去の経済をトレースする学問であるからです。
未来を予想するのは勝手であるが、それが当たるかは占の域を出ないという事は忘れてはいけません。
管理人が過去例を示すのは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言をトレースしているだけのことです。
当たるも八卦だね。