FOMC議事録

FEDは株式市場に手を焼いているようだ、議事録は

@インフレリスクが重要な要因。
@インフレがより持続的になる可能性があることを指摘。
@金融情勢の正当化されない緩和を認識。
@反応機能に対する誤った認識に懸念。
@複数の委員が市場を著しく上回るドット・プロットに言及
@多くの委員が両面のリスクバランスをとる必要性を強調。
@金融情勢の不当な緩和を警戒。

 

最速で動画をUPしてくれたのは

FOMC議事録超訳「株が上がると困る」(1月5日米国株) - YouTube

一言でFEDを代弁するなら「株式投資家は勝手な事するな!」という事です。

 

その他の経済指標は

 

集計から翌々月の発表のため過去データとなってしまう。

建設支出のGDPに占める割合は大きいのだが、発表が遅いのであまり役に立たない。

 

このデータはトレンドが見えにくいのだが、今回は下降トレンドとなっているようだ

長期のデータは

2020年以前はトレンドの確認は無理です。

 

アンケートによるソフト指数です、50が好不況の分かれ目となる。

日本以外の国のソフト指数は深堀してもデータの信頼性に難がある、長期目線で見るのがよろしいがボトムとピークはそれなりに信頼性がある。

今回の48.4はかなりの悪化を示しているのは間違いないだろう、次のデータが急減したら危険だろう。

 

年末のポジション調整と言いたいところだが、外資の売り越しが大きいようだ。

 

黒田総裁が全国銀行協会の賀詞交歓会のあいさつで「賃金上昇を伴う物価目標を安定的に実現するまで、金融緩和を継続すると強調した」

新年の行事が終われば、総裁は退官の挨拶まわりが始まるのだ。

普通は後任へ引き継ぎも有ろうが、未だ後任人事が決まらない「やりたくない」という事だろう、岸田総理もどの位持つのかも分からず「ハイハイと受ければやり玉に上げられる可能性は大きい」

海外からは「お家騒動」と見えるだろう。

 

大分前に海外からアタックされるとUPしてあるが、成功するか疑問は有ったが成功するかもと少し傾いている。

日本国債の各年限のイールドをチャートにすると

黒田総裁は「10年のイールドが、、、」つまりアタックされている状態だと言っているのだ、此処を是正する為に0.25%ある利回りの幅を0.5%へと拡大しただけだとコメントしているが、海外から見たら利上げにしか見えない。

その後も是正されていないのだから、アタックは続いているという事なんだ。

 

海外勢は日本の物価上昇率を見てアタックしている、

アメリカのコアが日本ではコアコアになる、それが3%に近くなり予想すれば4%もありうるのだから、日銀は再度利上げが必要になると見るのは普通の事だろう。

黒田総裁は2023年の物価上昇率は1%と常々言っているのだから、アタックすれば成功率はかなりあるだろう。。。。参加するヘッジファントは増えるかもね。

 

******ドイツ経済がデフレ危機

11月のデータだけで確定出来ないが、ドイツ経済はチャートが正解だとすると委縮した

2023年は緩やかに減速との予想でした、クリスマスからの天候は暖かく欧州全体も暖かい天然ガスの需要も少なかったと報道もあり2023年の出発は不安が減ったのだが、この指標でひっくり返った。

 

スイス・フランスの経済指標は予想から外れずに良い値もある。

 

******EUの非製造業は良い結果だ

皆、家から出てリベンジ消費という所だろう。

 

******イギリス経済は厳しい

マネーサプライは日本ではM1M2M3まで、イギリスのM4とは

  • 民間部門によるGBP貨幣および紙幣の保有
  • 預金証書を含むGBP預金
  • レポから生じる英国のMFIに対するクレーム
  • 英国MFIによって発行された5年当初満期を含むコマーシャル・ペーパー、債券及びその他の商品
  • GBP紙幣の推定保有

マネーサプライの内のもっとも変動的な部分を見積もった値です。

ここが急減速した、超長期のデータでは

 

イギリス経済はショック状態といって過言ではないようだ、ドイツ・イギリスの経済状態を見てのコメントだと思うがIMF国際通貨基金)のトップのクリスタリナ・ゲオルギエバ氏は2023年は世界経済にとって一層厳しい年になるとコメントしている。

2023年は世界経済にとって一層厳しい年に ゲオルギエバIMF専務理事が警告|ARAB NEWS

 

クリスタリナ・ゲオルギエバ氏の前任者はクリスティーヌ・ラガルト氏です、経歴は文句なしの天才ですね。