イギリスの月次GDPが予想より良かったが9月のデータが異常でしたので、±でチョンだよね。
年末年始が温かったので次のデータも若干のプラスだろう、しかし鉱工業生産指数からは英国経済は悲惨な状態だろう
製造業生産高
クリスマスを盛大に祝う国で12月の生産は落ち込むのは普通の事だが、それにしてもかなり悪い結果が出た。
******欧州のインフレは収まる気配はない
インフレは進行し、物販は疲弊している姿が見える。
フランスの原発で起きているストライキは発電量が半分となると報道が有ったがマクロン大統領の仲裁で収まったのだろうか、消費者物価指数に現れていない。
これからの事かも。
******アメリカ
説明
米労働省が毎月発表する輸入物価の統計。
輸入物価は、卸売物価を通じて消費者物価に影響を与えるため、消費者物価指数(CPI)との連動性が高く、インフレ局面で注目される。
説明
アメリカの輸出商品の価格変動を調査した指数です、現れた指数の結果は輸出した商品の売り上げが増加したのか、輸出価格の上昇(値上がり)の判断をする指数です。
輸出額全体はアメリカのGDPの10%を構成しています。
12月のアメリカ輸出物価指数の予想は-0.7%に対して、-2.6%と悪化しています。
これらの判断はドルがネガティブ要因だったという事です。
もう少し説明
この数字の意味するころは、前月または前年からの指数の%変動です。予想値より高いと米ドルにポジティブと考えられ、予想値より低いと米ドルにネガティブと考えられます。
ドルが大きく下落したのが要因ということです。
******ミシガン大学消費者信頼感指数
1964年を100として算出されています、12月の改善は若干ということです。
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国内で生産した国内需要家向けの財(国内市場を経由して最終的に輸出するものを除く)を対象とし、原則、生産者段階における出荷時点の価格を調査
https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2212.pdf
国内企業物価指数の上昇に寄与した物のTOPは「電力・都市ガス・水道」が50.5%と最大でした。
黒田総裁が目指す円安で企業に貢献するという目論見は外れてしまった。
任期中に改善の余地は無い、日々進退窮まる姿は天才の落日という事だろう。
世界にはノーベル数学賞の天才集めたヘッジファンドの「LTCM」が金融工学を駆使してFX投資に邁進していたが、最後は破綻となったように。
為替の円安を目的として、金融緩和をしても世界からアタックを受けたのが歴史でした
その証拠はイギリス中央銀行BOEがポンドアタックされたという事実でしょう。
確かに一国の中央銀行は規模的に敵う相手ではないが、世界には現在お金が溢れている
世界三位のGDPの日本と言えでも、例外では無くなったという事だろう。
中央銀行が外資の攻撃で敗れたなど、未来に禍根を残す事となるだろうが事実を受け止める度量は必要です。
このまま、金融緩和を続けて一日5兆円を国債の買い支えに使い続けるのは社会的に無理でしょう。
どの位の期間耐えられるだろうか、1ケ月は無理だろうとは思うが、、、。。。
******本日のアメリカ市場は休日です
マーティン・ルーサー・キング・デー(キング牧師記念日)