23日の米株式市場の動きです、開場となりGDP改定値に飛びついた投資家は「弱い」と感じたようだが、個人消費はマイナスに沈んだ訳では無い。。
ということてで改めて買い直したが、大手投資家の判断は今日からです。
GDP改定値のデータは過去のデータです、アメリカノファンダメンタルズが大きく変わるタイミングでは役立ちませんね。
FRBが重きを置いている個人所得とPCEのデータがこれから発表されるのです。
個人所得とPCEのデータの予測は
7%近くまで上昇した後に下落してましたが、再度上昇し始めて昨日更に上昇しました。
******日本のインフレ
オワコンの黒田総裁はG7で金融緩和維持とコメントした。
その中で2023年消費者物価指数は2%下回るとしている。
日銀総裁、G7で緩和策維持の意向説明 政府支援でインフレ抑制 | ロイター
そして、翌日の経済指標がコアでも4.2%となったのは皮肉としか言いようがない。
******昨日UPしたインフレ率だが
既に書き換えられた、 食品は7.0%➤7.3%
重要なのはコアコアです 3.0%➤3.2%
コアコアとは変動の多いエネルギーと食品を除いた部分のインフレ率です。
このコアコア、インフレ率の上昇は日本の物価上昇が隅々まで浸透していると理解して良いでしょう。
過去、ほとんど動かなかった部分の物価が動き始めたということです。
具体的に示すと、物価の優等生として戦後ほとんど価格上昇が無かった「玉子」とか
「もやし」「牛乳」などてすね。
コアコアでは無い食品の玉子などの価格上昇は親鳥の飼料価格高騰や鳥インフルエンザの影響です。
その意味では乳牛の飼料価格高騰も影響しています。
これらは円安も一因であるのは分かり切っているのだが、金融緩和は続けるがインフレは終息するとの発言はあまりにも理論が逸脱している。
これらに対して会見の場で突っ込めない報道陣は果たして必要あるだろうか。