アメリカ経済のリセッション

中国+欧州経済は既にリセッション入りしている、これに反対意見は無いはずだがセルサイド側からすれば「景気は悪いです」などと決して言わない。

ブルームバーグファンドマネージャー調査によると

2023年の中国株投資へ強気は81/134人で約60%が強きだった、コロナ対策の反転から経済再開とバリエーション低下がこれらの強気を引き出した。

 

中国経済が更に悪化して行くとは考えないのだろうか?

中国のビジネスモデルは薄利多売+原材料加工であって、商品開発などほぼゼロの国です過去は企業丸ごと買収して技術を得るか産業ス〇イという手段を取るかであったが、近ごろはバレているので無理だろう。

世界的に経済が悪化している状況で薄利多売という手法で生きていけるのだろうか、例えばアパレルなども少量多品種へと変わってしまった。

消費者のニーズが変化したのだ、それらに付いて行く企業が生き残る。

 

アメリカのハイテク企業も同様で主導して来た大企業FAANGフェイスブックFacebook)、アマゾン(Amazon)、アップル(Apple)、ネットフリックス(Netflix)、グーグル(Google))はアップルを除きリード(13年)して来た時代は終わろうとしている。

FAANGが次の時代も同様にリードして行けるのかは未定なんだ、過去例からの予想だと

半分以下しか次の時代の主流には残れない。

 

過去を振り返るとGE(ジェネラル・エレクトリック)はボーイングのエンジンからロケットのエンジンなど時代の最先端を走り続けた企業ですが、株価は

2000年がピークだったようだ!

勝手分析すると2000年はドットコムバブルで湧いた、そしてバブルは弾けて次の時代へと変わった(グレートリセットされたのだ)。

GEを引っ張ったCEOは世界的に評価された経営者だが、次の2008年のリーマンショックと二回のショックを乗り越えてCEOをバトンタッチしたが、GEは既に過去の遺物となったようだ。

再び時流に乗れるかは分からない、もう少し大きな単位で分析していくと株式会社日本が良い例だろう。

 

何度も日本のバブルについてUPしたが簡単にもう一度、1980代後半から1990代前半までとかなり長い好景気でした、株価とドル円の動きは

アメリカにより日本のバブルが潰されたという事を書いているサイトはほぼ無いが、実体は理解できるだろう。

バブル後に為替がグレートリセットされて以降、株式会社日本は沈没したままなのだ。

 

******アメリカはコロナバブルの真っ最中で

天文学的な資金を供給したFRBと米財務省がバブルの元凶です、多くの投資系ユーチューバーや株式市場の長老は「暴落警報」を出しています。

 

それらに反発しているのがセルサイド側に立つ「アナリスト」達です、彼らは決して暴落などという語彙は使いません、それが彼らなのだが信用などしてはいけませんね。

 

******脱線しました

FAANG企業群のどれほどが次の時代の潮流に乗って行けるか、まったく分かりません。

アメリカのリセッションの大きさをバイサイド側とセルサイド側の予想が大きく異なり

更に、かなり痛んでいるファンドや投資集団は生き残りをかけて大博打を打つのがこれからなんだ。

その戦略でしか生き残れないだろうから、2023年の相場大荒れを予想しています。

まだ、感でしかないが・・・

 

2020年にコロナウイルス騒動が没発して以来、世界経済は押しのけられていたブラックスワンが鎌首をもたげて来た、それがロ・ウ戦争であり、環境破壊、中国の原理共産主義であった。

 

まだ、一つも解決していないのだがセルサイドは2023年は復活するような事を言う。

よくよく考えて、復活する芽は何処に有るというんだ。。。。と問うと

 

「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」という格言を使う。

 

まだ悲観相場にもなってない多くの投資家が「もうだめぼ」と匙を投げるにはまだ時間は必要なんだ。