ニューヨーク連銀の調査によれば、米家計のインフレ期待は11月に低下。1年後のインフレ期待は5.2%と、21年8月以来の低水準となった。3年後と5年後のインフレ期待もそれぞれ下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレ期待の抑制を目指し、今年を通じて積極的な金融引き締めを実施してきた。NY連銀の調査では、今後1年間でガソリン価格は4.7%、食品価格は8.3%、家賃は9.8%それぞれ上昇が見込まれている。
CPIの発表前のブラックアウト期間にこれを出す意図がわからんじゃ!
CPIが悪ければ(上昇)緩和になるし、良ければ(下落)追い打ちとなる。
アメリカ市場は経済指標の発表がなく材料の乏しい中NY連銀の発表をキッカケに上昇した。
******アメリカ市場の参加者は
2023年のリセッションについて周知されているが(連日の報道)ソフトランディングとハージランディング予想に分かれているのは間違いない。
それと合わせて、株価下落があればバウエルプットが有ると信じている投資家も多い。
やはり、現実を見なければ動かない人々の存在は多いのだろう(東北大震災の津波と同様なのだろう)
期待インフレ率の推移を時系列とチャートでは
ミシガン大学期待インフレ率は
改めて期待インフレ率とは
実際に起こった物価上昇率ではなく、人々(市場)のインフレに対する将来の予測値のこと。 実質金利と名目金利の関係式や、フィリップス曲線など、経済現象を説明する理論モデルの中で用いられることも多い。 市場が推測する期待インフレ率を示す指標として、物価連動国債の利回りから逆算されるブレークイーブンインフレ率がある。
FEDが発表しているのがBEIブレークイーブンインフレ率で、ミシガン大学の発表しているのが市場調査による期待インフレ率です。
市場調査による期待インフレ率は人々が先々予想しているインフレであり、このインフレは受け入れるしかないと考えているインフレで、FRBはこの値が高くなるのを恐れている。
BEIは債券投資家が注目している値です、債券投資には欠かせない値でこれに手数料+利益などが加わった値が債券価格の目標値です。
******バンクマンフリード氏
FTXの前CEOはバハマ警察により逮捕(速報)
******アメリカ月次財政収支
アメリカでは連日インフレの報道がされてます、耳タコだね。
******アメリカの報道を要約したようなロイターの記事です
もう少し突っ込んだ報道が欲しいところなんだが、FRDに忖度したような記事が目立つだけで、FEDに直接苦言を言う記事は無い。
やはり資金関係や人脈と切り離されているSNSは必要たと痛感している、日本のメディアなど最たるもんだね。
インフレを抑えるには金融緩和が効き目ベストとなんだ、商品価格を上げなくても利益は増えるのだからね、価格上昇は売り上げ減に繋がり当然の結果利益は低下する。
これ以上の金融政策は無い、経済は成長しパイは大きくなる。
欠点はバブルが醸し出されるという事だが、さらに金融緩和することでバブルを上回る経済総量となればバブルは跡形もなく消える(チャート上で確認出来ないほど)
いつもUPしている「何事にも終わりはある」
幾つかの小さな終わり(小事変)が続き、次の大きな事変はグレートリセットとなるのだ。
経済は減速し、今までの主役は消えて新たな主役が生まれる。
ほぼ全ての物事にグレートリセットが起こるのだ!
管理人はグレートリセットが起こると随分と前から言い続けて「狼爺」となってしまった、信心深くない管理人だが、戦後(第二次大戦)77年経過した。
世界は貧富の差は大きくなりすぎた、今日のご飯も無い家と自宅のプール泳ぎ自家用ジェットで世界を旅する家の差を「神」は許すのだろうか。
アメリカ一強となった世界経済は幾つかの利権集団の強欲から大事変を迎え、それらにあわせてFEDの大失敗からグレートリセットとなると予想している。
2023年はどうなるのだろうか、ワクワクしながら待っている。