昔は卸売物価指数と言ってた、物価の川上の指数で普通なら小売り物価指数へと繋がり
消費者物価指数となります。
輸入物価指数の上昇と相まって企業物価指数は高い位置にいます。
日本は企業努力でインフレを吸収しているので消費者物価指数(CPI)の上昇が少ないのですが、企業収益が減る事になります(ここ大事)
******日本・景況判断BSI
景況判断指数のひとつで、企業に対し自社企業の業績や景況、従業員数などの判断・見通しについてアンケートを実施し、「強気(上昇、増加、改善)」と回答した企業の構成比から「弱気(下降、減少、悪化)」と回答した企業の構成比を差し引いて算出する。
ソフト指数ですが日本ではソフト指数はかなり正確で判断材料としては優秀です。
みんかぶのデータは少ないので内閣府のデータをUPすると
全文はここで
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/hojin/bsi202203season.pdf
企業の見通しは+となっている、これがどう変化するかという事なんだ。
発表されたデータは過去のデータという事で、次期の見通しとその変化が大事となります(2023年の景気判断です)
先に出た企業物価指数と連動していて、企業が物価を吸収していくのか、価格上昇を転嫁しているのかの判断となります。
国内景気が順調で価格転嫁が通れば企業収益は順調でしょう、今回の見通しは価格転嫁をしていくという事になります。
これが通れば(価格転嫁)CPIは上昇します、その上昇度合いにより個人消費は減衰し、経過は悪化する事につながります。
みんかぶのデータとの差が分からない、ちと残念。