ECBは0.75%の利上げを発表している
欧州中央銀行(ECB)は27日の理事会で、政策金利を0.75%引き上げると決めた。通常の3倍となる大幅利上げは、前回9月から2会合連続
フランス・ドイツの物価がどれほどかの指標です。
フランスは元々原発世界一で推進派です、ドイツのロシア頼みとは異なっていましたし
現在進行形で原発作ってます。
この差が大きいのだろう、さらにショルツ首相は11月4日に中国を訪問し習近平と会談予定だとか。
ドイツ首相、11月上旬に中国訪問へ 企業団も同行: 日本経済新聞
ドイツは自国のビジネスモデルを変えるつもりは無いようだ「中国は没落する」というシナリオはショルツ氏は持っていないようだ。
かなり危険な兆候だと思うが、他にドイツ経済を支える柱もなさそうだし「縋る思い」
をヒシヒシと感じている。
世界経済は大きく変化して行くのだろう、
ドイツの実質GDPが発表なった、まだマイナスではないが今年の冬に寒波到来すれば2023年はマイナス成長は確実だろう。
2022年の初頭のロシア非難の勢いは消え失せている、ドイツ国内からの突き上げで政権維持も危なくなり、遂に中国を頼りに訪問せざるを得ない状況と見えるのだが。
多分、アメリカは激怒しているだろうが、そんな事を考えていられないほど追いつめられているという事だろう。
******ユーロドルの月足チャートです
月足デWトップを付けたのだから、大きく下落するのは理解できますがWトップとなる原因がロ・ウ戦争でありEUの政治家の短慮だというのは間違いない。
エビデンス(根拠)がしっかりしていて、さらに影響が見えたのだからユーロを売るに躊躇はいらないね。
次のユーロドルの展開はまだ見えて無い、さらにユーロが売り込まれるシナリオとドルが下落するシナリオが同じ位ある。
******PCEデフレーター
この経済指標でアメリカのインフレ圧力は継続しているのは確認された。
同時に発表された個人所得・支出は
支出➤所得で単純に支出オーバーと考えてよいだろう。
アメリカの雇用コストは
雇用コスト指数は
賃金・給与と福利厚生費など賃金以外で雇用にかかわる費用を含めた、企業が実際に負担するコスト
確実に上昇している、
ブルームバーグでは雇用コスト指数を報道している
米雇用コスト指数、依然堅調な伸び-積極利上げ軌道維持に寄与か - Bloomberg
******中古住宅販売成約指数
ミシガン大学期待イフンレ率
5年先に意味があるか不明だが
******岡崎氏が明言していたCPIとPCEの話は
CPI=値札
PCE=買い物かごの中身の値段
買い物客は、棚にある商品の価格、つまり値札(PCI)を見てインフレを感じているが実際にカゴに商品を入れてレジで支払う(PCE)のだ。
FRBは実際に支払ったデータを重視していると言っていた。
間違ってはいないだろう、高すぎて買えないとディスカウント店へと行くことになる。
若しくは類似品と言う結果になるのだ。
アメリカの実際のインフレ率はどうなのかは、誰にも分かっていないのだ!
CPIで見るのか、コアで見るか、PCEなのか、より高額の支払いの家賃の値上がりなのか。。
全て正しく、どれも正確ではない。
間違い無くアメリカ国民が感じているインフレの総括は「消費者信頼感指数」だろう
ソフトデータではあるが、一般国民のインフレに対する感覚を表していると思う。
******GAFAMの株価は
ハイテクは総崩れですが28日のNASDAQは
出来高が吐出しているわけでも無く、上昇している。
悪材料出尽くし相場という所だろう、
ダウも同様だろうが、なにをそんなに頑張る必要があるのだろうか、
200日移動平均線を突破した、前回力尽きた所まで来たという事なんだが、来週もガンバルのだろうか?
特にコメントは有りません。