円安で貿易収支は悪化して、それを背景に円安が進行して、更に貿易収支が悪化する
負の連鎖です。
イギリスのインフレも凄い事になっている、イギリス在住の日本人ブロガーの日記などから実情は分かっていたが、チャートにして見ると驚きの結果です。
******昔の話しだが
日本が高度成長時代に起こったインフレは此処まで凄くは無かった、確かに日々食料品やトイレットペーパーが値上がりしていたが、貧困にはなってないのだ。
しかし、米英の下層階級は喰べるのに困窮している実態は政治が悪かったのだろう。
なにも、あれほどお金をバラ撒く必要は無かったのだ。
それなら、バラ撒いたお金を吸収すれば良いだけなはずたなんだがお金持ちは必要のないお金を政府から頂いた後、溶かしてしまったので手元には無い。
何れ、そんな運命となる金融緩和なんだが中央銀行の高官は理解出来なかったという事だろう。
お金だろうが物であろうが、沢山あれば大事にしない!
人間の性であろう。
ユーロ圏GDP
インフレ調整してない値です、参考にはならん。
チャートにはトレンドが確認できますね、何事も高くなれば売り上げも細る。
******アメリカ小売り売上高、企業在庫
小売り売り上げ高はチャートは数字が埋もれてしまい参考にはならない、企業在庫は
トレンドは在庫循環が悪化方向という事だろう。
在庫循環の説明
需要が落ち着いてくると想定以 上に在庫が増加してしまうため(②)、生産を抑制し、在庫 は減少へと向かっていきます(③)。 そして、景気が上向い てくると出荷が増加し在庫が足りなくなるため再び生産 を増やします(④)。 こうした一連の流れを「在庫循環」とい います。
これを図にすると
景気の山を通り越して、在庫調整へと向かう当たりに居るはずです。
マイケルバリー氏のウィプル効果が出て来るかどうかだね。
******インフレは
所得の少ない階層へ悪い影響を与える、政治的には現政権が選挙で負ける。
選挙権を多く持っているのが所得の少ない階層なんだから、現政権はインフレ対策するしかない。
経済的には、インフレで見かけ上「企業決算」が良く見える時期がある。
それを利用して株価上昇を仕掛ける動きは過去のインフレ時には有った事です。
貧民投資家として、乗っかるのも良し、次の暴落まで待つのも良い。
何方も戦略的には有りです、降りる時期を間違えると掴まるので注意だね。