キニコス・アソシエイツのジム・チャノス氏がドットコムバブルとコロナバブルを比較している。
インデックスを買い、バカげた銘柄を売る:ジム・チャノス – The Financial Pointer
NASDAQのチャートです、日柄が古いので左端に現れてる
行って来いの相場でした、赤字企業も黒字業も新参企業も全て買われたグロース企業バブルと認識しています。
今回もFRBの金融政策の結果としてゼロ金利+ジャブジャブな資金提供を背景にした
グロース企業のバブルで間違いないでしょう。
更に、インフレまで引き起こしてしまったのだFRBの責任で間違いないのだが何処の政府機関も同様で政策の失敗を認めたがらない。
「インフレは一時的+インフレに対処する手段は有る」
と、の賜ったという事です。
しつこいくらいにUPしていきます、何度も刷り込む事によってポジショントークという概念を思考回路に焼き付ける事が重要ですから(悪意は有りません)
これが相場で戦う為に必要なスキルなのです(裏を読む、行間に足し加える)さらに著名人のお顔は記憶すると、ブラフや嘘は見抜けます(UPで録画されて分析されています今では当たり前の技術となっています)
******脱線しました
何処の中央銀行もFOMC前に金融政策の変更を発表しないなぁと記事を探していたら
ありましたねぇ、ウソだと思われてしまう所だった。
しかし、金融政策が軟弱のようだと感じてますがアメリカほどインフレが顕著ではないのだろう。
比べるとアメリカのCPIは異常だと分かります、まだFOMCで利上げや資産縮小を発表してないにも関わらずアメリカのグロース(成長株)市場は焼け野原状態です。
たかだかFRBが1年+αだけでインフレが急速に進行するには別の背景があったと見てます、その重大犯は日銀です。
日銀の超長期に渡る金融緩和の資金はアメリカに流れて行きました、そもそもアメリカにはインフレとなる因子が有ったのです(日本では資金需要が無い)
アメリカは日銀の非伝統的金融緩和について何らコメントは出していません、アメリカ国債の世界一の買い手だからでしょう(円が)
この仮説はある程度正解でしょう、ある程度が分からないのでこれ以上の推察は無理です。
しかし、FRBが自身のポートフォリオ(FRB所有の債券)を縮小しても日銀の緩和資金はインフレに対してFRBの思惑へ逆作用を及ぼします。
つまり効き目が悪いのですインフレは長期に渡りCPIは減少しにくい結果となります
日銀はFRB度同時期に協調して資金を絞る必要があるのです。
これらの一連の金融政策はFRBのオーバーキルを引き起こします、痛みを伴ずにインフレを止めた経緯は戦後1945年から有りません。
既にUPしたことですが、管理人の大先輩にあたるお方は戦前に掛けた生命保険1円を満期として1960年当りに受け取りました。
日本の敗戦に続くインフレで飴玉1つしか買えなかったのです、円以下の単位は切り捨てで金利も無かったと言っていました。
子供の無かった夫婦でしたから奥さまの事を考えて高額な保険だといってました、長生きされましたので戦後幸せだったのが救いですね。
世界第3位の日本のお金はアメリカを豊にしました(資金流失で日本は疲弊)2013年黒田総裁就任と同時期からの緩和ですから9年に渡ります、それ以前も土地バブル崩壊からの資金流失ですから、アメリカが潤うのは理解できるでしょう。
何時かは流れが変わると思いつつ失われた30年の月日が流れ、アメリカがインフレとなりました、誰も想像はしていなかった事態です。
背景を鑑みるに「簡単にはインフレは終息しない」という事でしょうねぇ。
******管理人の近眼老眼色眼鏡的発想です
乗っても下りても責任は取りません、自己(事故)責任です。