この絵の中に「天使」を見るか「悪魔」を見るか
元々が自分の中に持っている資質でしょうか、何方が正しいとか間違っているという問題ではなくて、選択の方向を問うものです。
******相場の分岐点が
今なのか、まだ続くのかを分析する時に志向に捕らわれていないか自問自答するのですが、希望的思考性は出ますからねぇ。
その結果、早すぎる投資で相場から待たされる結果が多かった、
この分析が難解で、何処からリスク資産を圧迫していくか解らんのです。
今現在はインフレの初期で経済が回復する初期はインフレが進行する過程だと経済学は言う。
じゃあ、何処が分岐点なんだと問うても答えは無い。
******市場関係者は世界的規模で行方を追っている
誰かがケッチンを喰らい、誰かが笑顔を迎えるゲームは始まったのだ。
それらに乗っかるのも、降りるのも、待つのも投資家の選択に任されている。
解らなければ、投資を休むのも良いことだ。
それほど、金利というのは重要なのです。
インフレというのは正常な経済において必要だが過剰には必要ない。
******もう一度振り返ると
インフレでは借りたお金はインフレ分だけ減価する
企業が設備投資などでお金を借りた時に、インフレ分減価すると返すのに楽になる。
経済が成長するのに、ある程度のインフレは必要なのです。
それ故、インフレが始まると経済が成長していく時期に入ったと解釈されて株価も上昇するのですが、インフレというのは厄介な代物で、ぬるま湯の所で止まってくれないのです。
何事もオーバーシュートするのですが、インフレは過去度々に過剰にオーバーシュートしてきた歴史があるので警戒されています。
******インフレを気温に例えての説明がよくある
寒い冬の時代はデフレの時、気温が上昇して春近くはデフレでもインフレでも無い状態。
春になり温かくなる(花が咲き蝶が舞う)とインフレで経済が活況となる。
夏になると気温上昇が影響して日陰を好む、インフレが過剰となりリスク資産が圧迫される(運用資産からの利益よりインフレが進行して資産が減価する)、現金はインフレによる物価上昇で資産価値が減るのです。
そして、経済が減速を始める(ディスインフレ)状態となる秋が来る、次の冬の到来を前に各国中央銀行は市場に資金投入して極寒とならないように金融政策をするのです。
******日銀が過去にして誤りはバブルを作った
だけでなく、いきなり総量規制と称して「市場から資金を吸い取った」夏から突然に極寒となりバブルが崩壊したのです。
冷え切った経済はその後に非伝統的金融緩和とかYCCとかの金融政策を行ってもGDPは増えません。
失われた30年とか揶揄されている日銀です、そして経済を輸出だけに頼り円安誘導したおかけで日銀の資金はアメリカに向かい世界一の借金経済大国が出来上がった。
おかけで日本人は貧乏者が多い。
何時までも活況が続く経済は無い、アメリカに流入していたお金は何時かは元鞘に仕舞わなくてはいけません。
その前に過剰にお金が流入したアメリカではリーマンショック(サブプライムローンショック)が起こり、FRBはQEを開始してお金をばら撒いたのです。
そして、トランプ大統領が誕生して米の減税政策を取
りリーマンショック時にばら撒いたお金を吸収できずに(パウエルショック)コロナショックに突入しました。
そして、再再度お金をばら撒いています。
過去からの総額は天文学的な数字にいたりました。
FRBの総資産チャート(直近2021.03.10)は
これを見て、市場関係者は「臨界点」だとか「まだ到達していない」とかの賜ってます。
******だれも臨界点の値を知らないのです
これが大問題なんだ!
続く