日本経済と何が違うのか、日本株市場が米についていったのは正しいのか。
多くの疑問が残りましたが、解説している方は少ないですし違和感が残ってます。
******FRBはインフレは一過性のものだとコメントしてます
しかし、理由を示していません(突っ込まれないようにね)FRBはよほどのことが無い限り相場の先行きにはコメントしません。
一番簡単に考えるとFRB+米財務省と日銀+日本政府の差です。
結果はコロナシヨックで疲弊した国民にバラ撒いたお金の量の差です。
日銀はお金持ちだけに資金を供給し続けています10年以上もです、日本政府は一回だけ国民に10万円を配っただけ。
それに引き換えアメリカはとんでもないお金をバラ撒きました。
どれ位かを比較するのにネット検索するのも面倒な位の差ですから、ゆるして。
そして、国民性の違いです。
アメリカ人は買い物大好き、もらっただけほぼ使い切りますし、外出しなければネットで買い物、それでなければ投資で博打状態、更にそれらを頭金に加えて郊外に一戸建てを買う。
インフレの元となるお金をバラ撒いたのですから、お札に火をつけてインフレ状態にしているような物つまり、インフレに火をつけたのです。
使い切ればインフレは収まるとFRBのインフレは一過性と主張も理解はできるが、一度燃え上がったインフレの火を消すのは容易ではない。
そのインフレがコストアップインフレのように見えるからなのだ。
少し前にUPしたウッドショックも材木が足りない、簡単に材木が出てくるはずがない
更に伐採するにはコストが大きく加わる、つまりコストアップになる。
住宅需要は簡単には収まる気配はない、米は先進国で唯一人口増の国なんだから毎年住宅需要は増えていくのです。
お金をバラ撒いた結果がこの状態です、インフレは一過性だとかインフレに手立ては有るとかイエレン財務長官も火消しに躍起になっているが手の内を明かしていないのだから市場はブラフだと判断しかねない。
そうなると更にインフレは燃え上がることとなる、ここ数ケ月がインフレとの戦の最前線でしょう。
市場は常にミスリードを探しています(敵失をね)それに付け込んで儲けようと画策するのが市場なのよ。
簡単な説明ですが、市場はそんなに複雑な物ではないのです。