VIX指数のチャートです、日足の動きは投資家の恐怖を表しています。
この恐怖というのは「狼狽えているわけではありません」
シカゴ・オプション取引所が、S&P 500を対象とするオプション取引の満期30日のインプライド・ボラティリティを元に算出し、1993年より公表しているボラティリティ指数のことなのです。ナンノコッチャ!
VIX指数が分からなければ何に投資しているのかわからんがね。
VIXとは「Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)」の略語です
投資家が株価の先行きにどれほどの振れ幅を見込んでいるかを示す「株価変動率指数」なのです、先々株価が急変するぞと考えているということで「その株価変動幅」がでかくなるとVIX指数がでかくなるということです。
VIX指数が急上昇し、株価が急変した後はどうなるのかというと。
S&P500指数の急変を織り込んだのですから、次は指数が安定するということですね。
で、VIX指数は急低下するのです。
******今回VIX指数が急上昇した原因が
アメリカの消費者物価指数(CPI)が予想より大きすぎたことによります。
4月単月のCPIの上昇が前月比で0.8%上昇したとのです、これを12倍して年換算すると0.8×12=9.6%という事になり市場はビックリしたのです。
ただ4月単月のことですから、来月の数字を見なくては確定できませんしFRBのコメントで鎮まるのは見えてます
これが来月も同様に急上昇していると、市場はパニックになります。
ここがミソで、先回り買いとか低下したVIX指数を試し買いするとか、利益に繋げる方法はあります。
予想が外れたら、カラ売りするとかVIX指数をヘッジするとかの方法ですね。
一か八かの投資ではありません、先々インフレが進むかどうか市場はどう見ているか
S&P500の動きから勘案して、市場がミスリードしているか考えるのです。
もっと簡単には、VIX指数が何処まで低下するかチャートから分析するという方法もありです。
大底を見つけるのですね、その辺で買っておけばまぁ利益は出ます。
我慢投資になりますが、底値しか買わないという投資家は市場での寿命は長い。
******ミシガン大学の期待インフレ率がでました
再度説明文をUPします
ミシガン大学は速報値と確報値をそれぞれ公表するが、速報値の方により注目が集まる。
予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされるが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈される。