商品先物取引委員会(CFTC)データの移動平均によれば、レバレッジドファンドは過去4週間に2年物米国債先物に強気のポジションを記録的なペースで積み上げ、買い越しは2日に2015年以来の高水準に迫っていた。しかし2年債利回りはその4週間に0.27%から0.56%に急上昇した。投資家は世界的に利上げ時期予想を前倒ししていたが、中央銀行はこれを押し戻そうとし、特に短期債の利回りが大きく変動した。
米2年物国債チヤートは
押し戻そうとするのは当たり前のことだろう、つまり市場が想定している利回りと
FRBの腹づもりが短期債ではことなるのだろう。
ほっとけば、インフレは急上昇するのだから。
なんとしても、FRBはインフレは一過性としたいのだろう、市場がFRBを見放すまではね。
ECBも同様にインフレは一過性だとのコメントもあるがECBはラガルド氏だけでドイツは強固にECBの金融緩和には非定的なようだ、財政規律を一番にしているドイツなんだから(ドイツは戦後のハイパーインフレを経験している、それ以後財政規律に関しては一番口うるさい)
******今のFRBは金融関係者とのバドルですが
インフレが更に進行すると戦の場はアメリカ連邦議会となります、議会のバックはアメリカ国民である。
メディアは視聴率が取れるので侃々諤々の議論が戦わされるのだが、バイデン大統領はFRB議長の再選の決定権を握っているのだから、FRB場長の進退も不明瞭となる。
兎にも角にも、アメリカのインフレ次第というのは間違いない。
FRBが金融政策で抑え込める範囲にはアメリカ経済のインフレは入っていないいのだ