テクニカルは ボリン+25日移動平均線乖離率
5月12日の急落はボリンが-3σまで到達し、25日線乖離率が直近反発した値-2.4まで到達したので自立反発は期待できる環境でした。
このチャートからはだれが見ても反発と見えるのですが、3営業日前には最高値更新してます。
投資家心理を占うと、米経済の好調は「米政府の財政投資+FRBの金融緩和」であることは100%理解されているのが確認できました。
このいっかくが崩れるとの懸念は投資家心理にはかなりのマイナスを与えたのでしょう
そろそろ、利益確定して市場から逃避したいと考えていた投資家には絶好の利益確定条件だったはずです。
「セルインメイ=5月に売って秋に帰ってこい」という格言が後押ししたということでしょう。
25日移動平均線を表示したテクニカルチャートは
5月4日の下髭、5月6日の下髭、5月11日の上髭、5月17日の終値が25日線でサポートされている状態です。
普通に考えると5月18日の米市場S&P500の動きは25日線の下側から25日線まで到達したのですから、ここで暫く値固めした後、再度最高値を取りに行くというシナリオが
過去の動きとして存在してます。
今週の経済指標予測では米市場は荒れる要素はなさそうですから今週はカラ売りも買い建ても様子見というところでしょう。
米経済指標に大きな変化(大きくプラス)が出ると利上げを連想させる方向と見てます
ゴルディロックス相場が株価上昇に強く働く相場となります。
週足でS&P500見ると
13週線+26週線+52周線(12ケ月線)共に週足をサポートしてます。
トレンドが強いとされているチャートです、これを崩すには13週移動平均線の上向きトレンドが崩れる必要があります。
******まずは日足が崩れてからでしょう
仮想通貨は崩れたと見てもよいでしょう、コモデティ(商品)は値段上昇が続くでしょう(世界にお金がジャブジャブ)からコストプッシュインフレに繋がると米株式市場は崩れます。
NASDAQ市場は大天井を付けた、、、
理由は高値を付けた時には、大相場を作ったからなのです。
吐出した出来高の時の株価がほぼ高値です、大相場を続けるのは不可能です必然的に株価は下落します。
相場的には出来高が多くなくても上昇相場が続いている状態は相場は強いのです、そして大相場を2~3回こなすと、大天井を付けて相場は下落始めるのです。
NASDAQを長期の月足チャートを見ると
長期の上昇相場をこなした後に大相場を作り新高値が生まれたのです。
これで、長期の上昇相場は終焉したのではないかと考えてもよいのではないか。
コロナが作った相場と表現してもよいし、今後10年かかった相場を1年に縮めてしまったとも表現できます。
米株式市場がダウ、S&P、NASDAQと新高値の日並がズレたのは米国内経済がまだら模様ということです。
NASDAQの高値は金利安がもたらし、S&Pの高値は輸入が好調(米国内消費が堅調)
ダウの高値はドル高にならなかった(米国債が堅調、普通ならドル高)
過去に無い、米経済に強い作用を及ぼす経済が出来上がったということです。
これらが同時に作用するのは無理でしょう、NASDAQが始めに崩れたのは米の金利安は終わったということでしょう。
次はインフレによって米経済が減速していきS&Pが崩れるバターンになる。
そして、ダウがドル高で崩れる。
書いてしまった、当たるかなぁ(乗っからないでね)