米10年債利回りチャート

30年間のチャートから

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2019年9月の1.644%でトリプルボトムの最後で反転して利回りが高くなると普通は考えます。

3回も底を叩いて反転した金利は金融政策の正常化が始まり景気は回復する方向として株式市場は上昇したのだ。

日本市場においてはアナリストは相場を囃し立てていたのでした。

しかし、経済指標は2018年が日米共に経済のピークと示していたのが結果でした。

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赤縦線が9月30日です、上昇に移りましたが債券市場はハブルだったのですね。

その後コロナショックとなり債券市場も株式市場も崩壊しました。

長期金利も大幅に下落しました。

その後FRBの金融緩和により株価は史上最高値を更新の最中で、利回りのチャートは

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週足のチャート、MACDは反転して利回りの上昇のタイミングに入ってますが金融正常化には程遠い。
普通に考えると前回のトリプルボトムの利回り1.6%当たりを目指して回復していくと見ます。

一目均衡チャートを重ねると

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これから雲の中に入り金利の方向性が定まらない状態の後雲抜けして1.2%まで上昇いるように見えます(雲の上限)

****こんな相場なら

暴落には至らないでしょうが、MACDは再度下落方向になるとも見えます(赤線が青線をDC)

仮に利回り下落方向になると強い円高に進むでしょう金融正常化は遠くなります。

現在はドル安

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赤のUSDが単独で下落している、ドル円は102.07当たりまで下落した。

 

30年間のチャートでは米の長期金利が歴史的に低くなっていますがアメリカには金利が必要です、金利があるからこそアメリカにお金が流入するのです。

米の長期金利利回りがこれ以上下落すると2021年はグレートローテーションが発生して米の資金は債券から株に流れていきます(米株の上昇)

 

ここから先は「対米証券投資」のチェックも必要になります

この指標は大分遅れて出ます(短期では役に立たない)

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現在は2020年10月まで発表されてます

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アメリカ・対米証券投資|経済指標|みんかぶFX

 

****いろんな方向から

米市場の方向を探ってます、相場の急変に備える為です。

市場の大手証券は日経平均30000円を狙ってます、通過点とか年始の予想でありました。

 

****世界の著名な投資家の2021年予測は

ジム・ロジャーズ氏の2021年の3予想 – The Financial Pointer®

 

【短信】暴騰や高値に共通する2つのコト:カール・アイカーン – The Financial Pointer®

 

全集中、強気の呼吸、強気の型、強気舞い:ジェレミー・シーゲル – The Financial Pointer®

 

誰も先行きが見えてないんだろう2021年は何が起きても動揺しない投資尺度が必要なんだろう。

過去にも強弱が入り混じった投資予想の年はありました、その年の結果は平穏だったことは無かった記憶があります。

 

相場関係者は大きな資金を投入しています(過去に例を見ない莫大な資金です)何処かで刈り取る必要があります。

コロナワクチンが完成した今が刈り取りの時期なんだろう、ポジショントークはそれらを反映しているような感覚を持っている管理人です。