米時間23日にパウエルFRB議長は米下院金融委員会で証言を行う。
現在の米経済状況を分析、経済回復の状況を証言するのだ。
******当然金融政策を肯定する
過去に無い大胆な金融支援策を否定などしない、供給量にたいしても否定しない。
結果、今市場で心配されているインフレも否定するだろう。
その前に証言原稿が公表されている。
「経済を支援し、この困難な局面からの可能な限り堅固な回復を確かにするためあらゆる手段を講じる」
24日は上院での証言がある。
******米市場は
好感し、上昇するシナリオが大きい。
米株式相場が崩れる兆候は無いがチャートは過熱感を示している
S&P500の月足チャートです
ボリンのバンド幅が拡大しているのだ、チャートを最大期間して表示するとよくわかる。
チャートの表示期間最大の44年間で確認出来ることは米経済の最長期間と等しい。
MACDも同様で過去最大の乖離を示している。
******相場は月足でピークを迎えると大きく崩れる
バンド幅が大きくなる時は上下に広がるのが通常なのだが、バンドの-σも上昇トレンドを示している。
下方リスクが少ない(無い?)ということなのだが。
何事にもリスクゼロはあり得ない、何処かに伏線があるのだが。
インフレ位しか思い当たらない。
次に崩れる兆候はMACDに最初に現れるだろう、青線のシグナルと赤線のMACDの乖離が縮み、赤線が平行になり、赤線が下落へ変化する。
月足だから2or3ケ月後だろう。
森永卓郎氏が5月に日本市場が崩れると予想していたが、当たりそうだ。
******チャートのもう一つの見方は
ローソク足(月足)の上髭が長くなってきたのが、上値不安を表している。
上髭の到達点が+2σなのが+3σまで到達していたら
管理人はカラ売りしてただろう。
月足で+3σなら「目を瞑って売れ」という所だ。
それほど月足の+3σは現れない。
月足チャートに次の兆候を待つのだが、宵の明星が現れると(市場は強気派と弱気派)が半々になった。
次に弱気派が台頭してくる兆候なのだ。
******ポジショントークがとんでもなく酷い
言い方を変えると悪い事は神棚へ上げて、根拠の無い事由を述べ始めた。
市場不安を消すだけの目的なんだろうが、AI的発想だと「ワード」検索でヒット数が増えた場合には確率ではその事由が社会的に現れることが多い。
結論は今多くヒットしているワードは「インフレ」
なのだ、グーグルトレンドでワード検索して見ると
こんな画面になります
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=US
アメリカ合衆国でのトレンド検索です、日本を検索するなら画面上の方の「▽」を押すと国名が出ます。
検索したいワードを入れて🔍をクリックです。
インフレの結果は
この様な結果でした。
このツールをどう使うかは貴方次第です。
十分に活用してください。
しかし、便利になったもんだ。
AIはこれらを瞬間リサーチもしているのです、ビックデータというのは社会のトレンドが集まっているからねぇ。