天津物産 ドル建て債券不履行

-------中国公有の天津物産

公有とは、国家または公共団体(地方政府)の所有

天津物産は中国天津市保有している企業です。

ここがドル建て債市場で事実上デフォルト状態になりました。

投資家に対して債務再編計画を提案、内容は地方債

12憶5000万ドル(1360億円)に対して最大64%の損失受け入れか、表面利率を大幅引き下げた上で支払い遅延を認めるよう提案した模様。

中国公有企業では最大級のデフォルト。

--------中国政府に金は無いことの裏付け

本来なら中央政府が資金提供して救済するべき案件でしょうね。

そんな中国政府はドル建て債60憶ドル発行します

www.bloomberg.co.jp

この中の説明に

中国が昨年発行したドル建て債では、貿易戦争がエスカレートする中で米国を拠点とする投資家からの需要が低下。こうしたドル建て債は中国の銀行が外貨預金を投じる上で都合が良いため、大半を中国の買い手が購入することが多い。

-------海外の投資家は

ローン市場の動向はリセッションに至る時期は不明だがリセッションがやってくる事態に備え始めている

FRBQEと呼ばせないQEを始めている、短期金融市場の金欠に資金供給を始めているのだ。

www.bloomberg.co.jpこれにより米株式市場は上昇を始めた、いったい何時まで市場に資金を供給するつもりだろうか。

もはや、市場の高値更新についていける投資家はどれくらい存在するのか。

市場崩壊を予測している著名投資家も存在するし、

市場は来年から再拡大するとしている著名投資家もいる。

全ての報道をチェックしてるわけではないが、市場がどこかで逆回転する警戒感はヒシヒシと伝わってくる

財政規律を無視した各国政府と中央銀行は将来に深い汚点を与えたことに気が付くことはないようだ。

レパレッジを利かせた投資を手控えることは推奨してほしいものだ。