ブルームバーグの記事では
原油100ドルの可能性高まる、世界的供給ショックが市場を揺るがす - Bloomberg
WTIスイートはバックワーデーションとなってます。
説明
先物が先の限月、すなわち受け渡しの時期がより将来の先物ほど高い状態をコンタンゴといいます。また、先の限月ほど安い状態をバックワーデーションといいます
WTI同様にバックワーデーションです。
先物がバックワーデーションとなっている要因は「世界経済の減速」を織り込んでいるからです、単純に経済事情だけでの相場つきです。
此処に、政治的因子を加えて判断したのが記事の名からある「コンサルティング会社エナジー・アスペクツの創業者で調査ディレクターのアムリタ・セン氏」のインビューです。
原油相場の「より大きな原動力は現在、供給サイドにある」と、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで指摘。「かなり多くの面で供給の弱さが見られる。一方で需要全般は世界的に健全だ」と述べた。
記事ではさらに
ブルームバーグが集計したタンカー追跡データによれば、メキシコと米国、カタール、イラクは３月に、原油供給を合わせて日量100万バレル余り減らした。
コンサルティング会社ラピダン・エナジー・グループの創業者で元ホワイトハウス当局者のボブ・マクナリー氏は「市場のファンダメンタルズが堅調なのは間違いない。原油価格100ドルは完全に現実的なものだと考えている。真の地政学的リスクをあと少し織り込めば、そうなる」と、ブルームバーグテレビジョンで述べた。
記事は深く切り込んではいないが、地勢学的に中東やその他の原油生産国の安全保障へ悪影響を防ぐには原油価格が高止まりする必要があるだろう。
G７先進国が衰退する必要がある、第二次大戦後の植民地政策を終わらせるには絶対に必要な要因なのです。
何時までも「武力」と「金融工学」的優位が続くのは好ましくはない。
栄枯衰退があってこそ経済なんです。
そして、通貨の裏付けが「金」だけでなくあらゆるコモディティが再評価されるべきでしょう。
G７先進国の多くが大戦後に植民地政策をとり最貧国からの搾取で経済発展を遂げた、この悪循環を止めるにはG７先進国が衰退する必要がある。
それには、エネルギー価格の高騰が必要でしょう。
******限度額が無いカード
今、知りました。
持っている御本人が限度額を知らなかったようだ、違う世界観だねぇ！
