FRBの資金調達プログラムですが、近頃ニュースにも乗らなくなってます
最近の記事は
アングル:FRB緊急融資、利用増加は銀行危機再燃のサインならず | ロイター
この資金は返済が必要で期間は一年ですから、2024年3月には返済が必要です。
ほぼ返済不可能ですからFRBは一年づつ延長していくでしょう、金利は支払う必要はあります、そして金利は5%もある。
銀行破綻を心配する原因はこれだね金利だけで8兆円も支払う必要がある。
最新のBTFPの金額は
109.068ミリオンドラーズ(
150円換算で163兆円ほどになります、銀行の運転資金です。
ふりえると運転資金の枯渇した銀行は「破綻」したという事で救済に何の意味があるのかね。
この資金をチャートにすると
突如として発生したように見えますが、Fedの利上げが原因でした。
https://fred.stlouisfed.org/series/H41RESPPALDKNWW
プログラムが終了するには長期金利が低下する必要があります、はたして何時になるのだろうか、それまで銀行が持ちこたえるだろうか。
******恒大集団
香港で起こされている恒大集団に対しての清算申し立てを巡る審理が今日30日に香港高等法務院で開かれる。
50兆円近い金額の負債です、行方は全く分かりません。
仮に清算となればこれからの中国企業の債務再編にも影響するだろう。
地雷を踏んだとUPしたが、中東系の報道では「イスラム」「アラプ」のイスラエルへの反発が報道されている。
イスラムはよく知られているがアラブとは
イラク、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦、バーレーン、サウジアラビア、オマーン、イエメン、ヨルダン、 パレスチナ、レバノン、シリア、エジプト、スーダン、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア。
イスラエルはそのうちのスーダン・モロッコ・UAE・バーレーンと国交を持っている
今回のイスラエルの空爆でそれらの国との関係にヒビが入ってしまった。
つまり、アメリカとイスラエルは「イスラム」「アラプ」連合を敵に回したという結果となる。
拡大解釈すると西側諸国G7は第四次中東戦争の二の舞となり中東の石油輸入に問題発生となる。
直接原油を止めなくても、莫大な石油収入からの投資がアメリカへと流れなくなる。
投資資金としてアメリカへ流れていた資金はレバレッジをかけて600兆円ほどだろうと予測されている。
ある程度の資金を引き揚げるだけで「レバレッジは崩壊」するだろう。
アメリカはイスラエル擁護でこれだけの相手を敵に回してしまったのだ。
Bデン政権はイスラエルのネタニヤフ首相を抑えきれなかった、既にイスラエルはイランで2020年最も著名な核科学者モフセン・ファクリザデ氏が11月28日、首都テヘラン近郊で暗殺している。
何時、戦争状態となっても不思議ではなかったがイランの核開発が終わるまでは戦争にはならないだろうというのが国際社会の見方であった。
今、「機が熟した」タイミングだろうか。