植田総裁は金融緩和維持の方向を続けるという市場のコンセンサス+アメリカ債権市場(アメリカ国債増発と社債増発)動向でドル円は150円の節目までは行きそうだ。
Fedはアメリカの九月の資金需要を賄う為の社債発行増を推進した、そしてアメリカの中小銀行の資金需要もこれに準ずるとしている。
それらはレイバーディが終わる週から始まるのがアノマリーで、その日が九月五日という事です。
それらの結果として米国債の利回りが上昇しました。
アメリカ「Bデン政権」のサウジ訪問、動画で
【中東情勢】崩壊へ向かうバイデン政権のサウジ訪問,核開発支援と中東介入の危険な大統領選挙対策 - YouTube
「Bデンもブリンケン」も袖にされた事実は世界中に配信され、諦めたと思っていたがかなりの執着を続けている。
Bデン政権がどこまでの条件を出しているのかは、政治の裏側の事でわからないがイスラエルを軟化させるのは無理だろう。
残るカードは「武器」と「中東の安定化」しかないのだが、其処にアメリカの弱みが隠されている。
日本が輸入している原油は中東産が97%とほぼ全量を依存していることになる、ロシアや中央アジア産の原油はゼロとなってしまった。
つまり。イスラエルの強硬姿勢でホルムズ海峡封鎖となれば戦時下体制となってしまう
アメリカはイスラエルのメタニアフ体制をコントロールすることが不可能という事だろう。
中国の仲裁でサウジ・イラン・イラクの協力体制が出来あがりイスラエルの孤立化が進んだのは間違いないところだ。
現メタニアフ政権は過去一イスラムへの強硬派で、今日イランへ宣戦布告しても驚かないほどに不安定化している。
梅田がMBS皇太子を「殺人者」と罵った時から、既に中東でのアメリカの信認は崩れ去った
そして、イスラエルがイランを攻撃したら中東の原油生産は停止してしまうだろう。
それは世界的経済恐慌となるのは確実だろう、イランの核開発は既にウランの圧縮は終わったタイミングだろう。
残るは弾頭にする技術でこれは北朝鮮と原油のバーター取引で可能なんだ。
という事で、イランの核開発は最終段階まで進みイスラエルのイラン攻撃の最終タンミングは「今しかない」というところだろう。
Bデン政権は中東の盟主サウジに頼るしか方法はないのです。
とは言え「イラン・イスラム共和国憲法」には、「イスラム政府とは、神の法によって国民を統治する政府のことである」
と明確に記載されてます。
神の命令は、[無条件にすべての人間とイスラム国家を支配する」
その憲法に「イスラエルは敵」で滅ぼすのが神の意志だとあるのだ、その目的にのために核開発にまい進しているであってイランから見れば「神のご意思であり正義」なんです。
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/22607/KJ00000113966.pdf
Bデン政権はロ・ウ戦争を仕掛けたが終戦を見誤り、中東政策は幼稚と罵られている。
収束の方法は見えない、出来ることは財政による金融緩和だけ。
2024年へと縺れ込むのが確実視されているロ・ウ戦争だ、ここに中東が一気に不安定化すればアメリカの世界派遣は崩れる(崩れつつある)のは必至だろう。
アメリカの地歩老人に飴を与える作戦は「失敗」になりつつある、次なる作戦はジュニアの拘束という所だろうが、だれしもが嫌がる作戦で進展がない。
次の情報待ちとなりそうだ。