アメリカは1〜3月期の決算が始まります
企業業績の行方がどうなっているのか、ある程度推察できるようになりました。
株式マーケットデータから
EPS(NYダウ・ダウ輸送株平均・ダウ公共株15種平均)の推移とチャート
EPS=1株当たり純利益です、チャートから分かるようにデータと株価が逆相関になってます。
Fedに逆らうなという格言を無視して市場は利下げを織り込んでいるという事でしょう。
他にも、アメリカの株式解説のテレビ番組の多くが「S&P500の年間騰落率」から二年続けて下落したことは無い、、、など此処は買い場だと煽っていますね。
アメリカの機関投資家のレポートは真逆ですから、何方が当たるのか。
という所です、VIX指数が上昇後に低位安定となったのも銀行株のリスクと過ぎ釣ったという強気がアメリカ個人投資家に蔓延しているようだ。
日本でも「レバナスは買い場」だという投資系YouTuberも多い。
投資で、此処がチャンスだと思うのは自由です。
投資に失敗しても責任を取ってくれる所などありゃしません、事故っても自己責任です
過去、これほど大きな経済事象では「底抜け」+「底練り」は当たり前でしたが、コロナショックではFRBが「何でも買うゾ」とお達しした為に相場が急回復していますが
過去からして「これ一回キリ」なんでしょうねぇ。
ダウの予想EPSのチャートは
実績とは異なるチャートとなってます、この差はFRBの金利をどのように見立てるか
FRBが利下げに走れば「景気は回復する」という単純な考え方でしかないのだが、過去においては「経済が減速始めたので利下げした」というのが本当の所です。
株価は、経済が悪化し続け(アメリカ経済はデカイので一度方向を変え始めたら数年続く)企業業績悪化で株式市場は下落します。
さて、どうなるのだろうか。