スイスの雇用が順調です、完全雇用状態です。
これには統計上のカラクリがあります、「就職支援プログラム参加者や、20%のパートタイム労働といった不安定な職に就いている人は、経済管轄庁の統計上で失業者とみなされなくなった」
さらに、子供を預ける手段を持たないための失業(保育所に入れない・入れられない)も失業統計に組み入れない、、、という決まりにしたのです。
それ故に、発表された失業率と実際に失業している人々に差がでます。
スイス当局のに認定基準変更により、失業率が急変しているので統計上の数字が落ち着いてくるまでは、取り立てて経済と結び付けない方がよいだろう。
チャートにすると
チャレンジャー人員削減数は
雇用者が報告した解雇総数を集計したものです。
その増減により米国の雇用状況が前年比でどれだけ増減したのが分かります
雇用状況が反転したのは2022年7月からです。
マイナスは解雇より雇用が多い事を示しています。
この統計は零細企業が統計に含まれない事もあり、就業ピラミッドの底辺の数字は反映されません。
新規失業保険者数は「季節調整要因の改定」という(御ふれ)が出ました
全文はこちらから
https://www.dol.gov/ui/data.pdf
これが意味するところは、分かりません。
大事な局面で改定するなどという統計的には有りえないことですし、同時に改定前と改定後の比較があって然るべきでしょう。
現政権は「我田引水」しているのが分かり易い!
アメリカ国民ではないので、文句言う筋は持っていないのですがねぇ
「李下に冠を正さず」という諺がある、
《スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではないという意の、古楽府「君子行」から》
これには前があります
「瓜田に履を入れず、李下に冠を正さず」で全てです。