破綻したFTXの詐欺手口

共謀者は複数居るだろうが、手口は簡単です(詐欺の手口は簡単明瞭がベスト)

 

必要なのは循環取引同様に2社(彼氏と彼女がベスト)3社で三人は仲間割れするし

 

FTX(仮想通貨交換業者)のBMF(バンクマン・フリードマン

 

 

アラメダリサーチ(2017年11月設立、香港 創設者はBMF)

2021年10月 アラメダリサーチのCEOにキャメロン・エリソンが就任

報道では恋愛関係とあるが真偽は不明

 

FTXなどの取引所は「トークン」を発行します、、、なんじゃ!

トークンを訳すと「しるし、証拠、記念品」とあります、一種の暗号資産(仮想通貨)です、ビットコインとの違いは「ビットコインはシステム(ブロックチェーン)」が発行します(システムを考えた所が発行量とか発行時期とかを始めに決定してます)

 

トークンは各取引所が発行します、そもそもが裏付けのない仮想通貨です。

FTXの発行したトークンはFTTと呼ばれてます(FTXのトークン=FTT)

そもそもが暗号の羅列ですから「無価値」です、資産の裏付けも無い。

 

その無価値に価格を付ける方法を考えだしたのが詐欺師の頭でしょう、ね。

FTXからアラメダリサーチへFTT(トークン)を売った事にします。

次に、それを買い戻します(日本では循環取引と言います)

 

ちと、脱線して

少し前に全国紙にも乗った循環取引は「旧加ト吉」です2010年の事です

当時の日経の報道では

旧加ト吉に50億円支払い命令 循環取引代金で地裁: 日本経済新聞

古くからある詐欺の手口の一つですね、帳簿上で数字が動くだけで「品物」は倉庫の中で死んでます。

 

******もとに戻して

無価値のFTTに価格が付いたのですね、管理人の我流で説明すると

FTXが発行した電子債券だと考えてください、債券として発行するに必要なものはFTXの会社資産の査定を証券会社にお願いするのが普通ですが、そもそも詐欺会社ですから査定されては詐欺がバレます。

勝手にFTTを発行して価格を付けるには循環取引がベストでしょう。

 

FTTの目論見書にはりっぱな裏付けとして取引量や価格などが記載されていたはずです。

詐欺とは無価値な物に価格を付ける事です、見破る人と騙される人がいるのですね。

 

簡単明瞭な手口ですが、それらを可能にしたのは「世間」の評価です。

BMF(パンクマン・フリード)の寄付行為(そもそも人のお金)やはなやかな宣伝

出身大学などの教養とデビューした華やかさ。

これ全て裏付けの無いのです、大金を預けるに(運用して)何故調査しないのだろうか

貧民には理解できない所業ですが、沢山あると大事にしないという我流理論で納める事にします。

 

偽物の骨董を本物として売ると犯罪です、買い手が勝手に価値を考えて高値で買うには問題有りません。

売買ですからほぼ相対取引です、つまり交渉があるのです。

その時の交渉内容を考えることで、相手の交渉術や技量などを推し量るのですね。

うさん臭い取引は無視が一番ですが「欲」が介入するから詐欺が生まれる。